こんにちは。みやっちょです。
昨日、目黒にあるホテル雅叙園東京にて行われた、ソムリエ協会のセミナーへ行ってきました。
今回は、
ソムリエ協会って何?
ソムリエ協会の会員になるとどうなるの??
ソムリエ協会のセミナーってどんな感じなのか??
という話をしたいと思います。
ソムリエ協会とは
ソムリエ協会の詳しい目的や事業内容はソムリエ協会ホームページを見てもらう事にして、
みなさんご存知のソムリエ、田崎真也さんが現会長です。
ま、まさか田崎真也さんを知らない事はないでしょうが…。一応、1995年のA.S.I.世界最優秀ソムリエコンクールで優勝し世界に名を馳せた方です。
田崎真也さんの存在が無かったら、日本のワインブームや、現在の世界的な日本酒ブームは無かった事でしょう。本当に驚くべきスゴい人です。
その田崎真也さん会長のソムリエ協会は、あの有名な!あの憧れの!ソムリエバッジを手に入れるために受ける『ソムリエ呼称資格認定試験』を行なっている協会ですね。まぁバッジを手に入れるのだけが目的ではないのですが、やっぱりあのバッジは素敵ですよね。
さらに、2017年からは日本酒に特化した認定制度『SAKE DIPLOMA』の認定試験も始めました。
右がソムリエバッジ、左がSAKE DIPLOMAバッジです。
北海道から沖縄県まで50支部で運営されています。47都道府県ですが北海道が4つに分かれてて全部で50支部ですね。
各支部で年に4回以上、セミナーを開催しています。そのセミナーに昨日行ってきたわけです。
ソムリエ協会には入会した方が良いのか?
ソムリエ協会の入会資格と気になる料金は?
20歳以上であれば入会できます。ソムリエやワインエキスパート、SAKE DIPLOMAの資格が無くても大丈夫です。
通常は入会金が10,000円、年会費が15,000円掛かります。
ソムリエ・ワインエキスパート試験の受験申し込みの際に同時入会すると、入会金が半額になり受験料も会員価格になるので、お得です!!
私は、確か、ソムリエ試験に受かってから入会したんですよ。試験を申し込んだ時は割引を気にする余裕が無かったんだと思います。
入会しないと合格しないわけでもないし、入会したら試験の得点がアップするわけでもないし、などとくだらない事を考えていました。
でも合格した瞬間に考えが変わったんですね。心の余裕なのか。
ソムリエは合格してからが勝負だと。情報を常に更新していかなくては!!と。ソムリエ資格取って「良かった。はい、終わり。」じゃダメだなと思い入会しました。
最初からその想いがあれば、入会金も受験料もお得だったのに。
ソムリエ協会に入会すると何か得な事があるのか??
入会金が10,000円で年会費が15,000円。ワインに興味が無ければ高いですよね。
結論から言います。
お得です!!
その理由は
- 一流ソムリエが講師のセミナーを無料で受けられる
- 2ヶ月に1回機関紙が届く
- ソムリエ・ワインエキスパート・SAKE DIPLOMAを会員価格で受験できる
- 毎年発行される教本が安く買える
ひとつずつ見ていきましょう
ソムリエ協会セミナーを無料で受けられます
セミナーに来るのはほとんどがソムリエ協会の会員の方だと思いますが、もし一般で入場するとなると5,000円掛かります。
もともとの5,000円が高いのでは?と考える方もいると思いますが、
ほとんどのセミナーでは6〜8種類の飲料をテイスティングする事が出来ます。一度にそれだけのアイテムを試飲するのは自宅等ではなかなか難しい事ですよね。
そのワインや日本酒などの飲料を田崎真也さんや、佐藤陽一さん、石田博さん、森覚さんといった一流のソムリエたちが解説をしてくれるというセミナーなのです。
5,000円でも安いです。
それがソムリエ協会会員だと無料なのです。
各支部で4回以上のセミナーがあるので、価格だけで考えるなら、3回以上行けば元を取れます。2018年私はセミナーに10回行ってました。
自分の所属する支部以外の支部のセミナーに参加する事も出来ます。私は東京支部ですが、埼玉支部や神奈川支部のセミナーにもよく行きます。
同じテーマでも講師が違うと全然違うセミナーのようで面白いです。
ソムリエ協会の機関紙『Sommelier』が届く
奇数月には機関紙『Sommelier』が届きます。
内容はもちろんワイン・ソムリエの専門誌なのでマニアックな内容の記事もありますが、ワイン好きだからこそ、そのマニアックな内容も面白いし、最近の記事だと『50支部長のおすすめの駅弁&空弁』や『心に響く手土産』などワインに興味がなくても楽しめるホッとする記事もあります。
ジャーキーをブラインド・テイスティングで食べ比べて順位を決めて、さらにワインを合わせるなんて企画もあって、単純に面白いマニアックさ。
冊子の造りも、いわゆる安っぽい会報誌では無く、立派な雑誌です。
どうです?立派な雑誌ですよね。
さらに会員専用ページからは電子版でも読む事が出来ます。
ソムリエ協会スゴい!!
ソムリエ・ワインエキスパートを会員価格で受験
ソムリエ・ワインエキスパートの一般の受験料は25,440円
会員価格は17,210円 仮に同時入会で5,000円 合計で22,210円 です。
おお。良い価格を提示しますね。これなら入会しちゃおうか!という絶妙な価格。
ちなみに一次試験を通過したけど、二次試験に落ちてしまった場合は、翌年は一次試験が免除になり二次試験からになります。(詳しくはホームページを)その二次試験の受験料も会員価格です。
二次試験の一般の受験料は12,690円 会員は6,520円 です。
もちろん一発で合格が良いですけどね。
私は、一番最初に受験した時は見事に一次試験で落ちましたけど。
教本が会員価格で買える
受験の際に必要になる教本は受験料に含まれています。受験申し込みの際は教本は購入しないように注意してください。分厚い教本が2冊になっちゃいますから。
教本は毎年内容が更新されていきます。ソムリエ・ワインエキスパートの資格を持っているならば、知識も更新していかないといけませんね。
その教本は通常に購入すると、税込、送料無料で5,700円もします。やったー送料無料だ!とか喜んでいる場合ではない価格ですよね。
会員価格だと4,320円で購入できます。もちろん送料無料で。
実際にソムリエ協会セミナーへ行ってきました
今回、行ったセミナーは、2019年度の例会セミナーのテーマA『国酒の可能性を探るテイスティング』でした。
2019年度のテーマは4つ
- [A] 国酒の可能性を探るテイスティング
- [B] 世界のスパークリングワイン
- [C] ペアリング
- [D] 気くばりの実践
です。
どうですか?スパークリングワイン好きの自分は、テーマ [B] に毎週行っても良いくらいです。
ソムリエ協会セミナーはこんな感じです
ホテル雅叙園東京にて。開場は18時。受付開始は17時半から。
講師が田崎真也さんという事もあって定員500人満席でキャンセル待ちが出てました。そりゃ生田崎真也さんに会えるのですからね。なかなか無い機会ですからね。
17時半の段階でこんな行列が!こんなに並んだのは初めてです。しかし並んで待ちながらも係りの方が端末で受付を済ませていきます。マイページ内のイベント受付用QRコードを読み取ってもらって、受付済みのネックストラップを受け取ります。これで受付完了。
並んでいる間に受付終了しているので、開場時間になったらそのまま開場に入れます。500人分のグラス準備・入替え等で開場時間が少し遅れていました。
こんな広い会場が埋まるのです。
テーブルの上はこんな感じです。今からどんなお酒が出てくるのかとワクワクします。
気になる内容ですが、毎回、冒頭でこのようなアナウンスがあります。
- 携帯はオフにするかマナーモードにする
- 録音・録画はNG
- 写真は周りの人に考慮しながら撮る
- SNS等にアップはOKだが、内容や飲料の特定が出来るモノはNG
今回も美味しいお酒や普段は自分で買って飲まないようなお酒が出ました。このくらいなら特定出来ないので大丈夫だと思いますが、日本酒5種類と焼酎1種類でした。
内容ももちろん勉強になる事だらけでした。伝えられないのが残念!!
まとめ
ソムリエ・ワインエキスパート・SAKE DIPLOMAの有資格者はもちろん、ワイン好きの方は会員になって損は無いと思います!
資格を取る目的だけでソムリエ協会の会員になるわけでは無いので。
セミナーへ行って、色々な種類の酒が飲めるというのだけでも楽しいと思います。良い趣味の一つにもなりますよね。2ヶ月に一度ワインの本が届いて読んで、ワインセミナーに参加するのが趣味です。なんて。
実際にセミナー会場で顔が真っ赤なおじ様など、たまに見かけますよ。
みなさんもぜひソムリエ協会会員になってワインライフを充実させてください!
有料ならば、単発でもセミナーに参加出来ます。迷っているなら、試しに1回参加してみるのも良いかもしれません。
今日もカンパーイ。
それでは、また。