こんにちは。ソムリエ ブロガー みやっちょです。

SAKE DIPLOMA二次試験対策は進んでますか?日本酒をテイスティンググラスでクンクン嗅ぎながら飲んでますか??
純米酒かアルコール添加されているかが最重要です!
これまでの傾向から山田錦と五百万石が原料米の日本酒で訓練しましょう。
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SAKE DIPLOMA 二次試験対策 五百万石の日本酒【2020年版】
2019年7月24日に第1回J.S.A.SAKE DIPLOMAコンクールの予選が行われました。
今回はこのコンクールから、SAKE DIPLOMA試験対策のヒントを探ってみます。
SAKE DIPLOMA対策 常圧蒸留と減圧蒸留とは
2019年 第1回 SAKE DIPLOMA コンクール予選
2019年7月24日(水)第1回 J.S.A. SAKE DIPLOMA コンクールの予選が全国7会場で開催されました。12名の方が準決勝・決勝に進出します。
準決勝・決勝は11月6日(水)名古屋市にて開催の予定です。
その第1回 SAKE DIPLOMA コンクール予選で出題された飲料は
- 特別純米酒 山田錦 生酛 精米歩合60%
- 純米酒 五百万石 山廃酛 精米歩合60%
- 吟醸酒 山田錦 速醸酛 精米歩合50%
- 純米大吟醸酒 山田錦 速醸酛 精米歩合50%
- 芋しょうちゅう 常圧蒸留 アルコール度25%
- 米しょうちゅう 減圧蒸留 アルコール度25%
でした。
日本酒の品種は、やはり山田錦と五百万石ですね。
しょうちゅうは芋と米ですね。
コンクールからみえる SAKE DIPLOMA 二次試験対策
やはり日本酒は山田錦と五百万石を中心にトレーニングするのが良さそうですね。
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SAKE DIPLOMA 二次試験対策 五百万石の日本酒【2020年版】
しょうちゅうもやはり、泡盛、米、芋、麦でトレーニングするのが良いと思います。
しかし、ここまで芋しょうちゅうを連続で出題されると雑念が湧いてしまいそうですね。
2年連続試験で出題されて、コンクールにも出題されて、今年も出るか?流石に今年は違うか??などと余計なことを考えてしまいそうですが、逆手にとって芋しょうちゅうは絶対に外さないトレーニングが出来そうです。
βダマセノンの香りを完璧に覚えられるチャンスですね。
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SAKE DIPLOMA 二次試験対策 焼酎の香り
気になったのはしょうちゅうの常圧蒸留と減圧蒸留です。
昨年のSAKE DIPLOMA二次試験では2017年の試験では問われなかったアルコール度数の項目がありました。
もしかすると今年は常圧蒸留か減圧蒸留かが問われるかもしれません。
という事で、常圧蒸留と減圧蒸留を勉強しましょう。
焼酎の分類
まず第一に、しょうちゅうは蒸留酒です。
日本酒は、醪(蒸米、米麹、水を混ぜて発酵させる状態のもの)をこして造るのに対し、焼酎は醪(焼酎麹と主原料)を蒸留して造ります。
しょうちゅうは、連続式蒸留しょうちゅうと単式蒸留しょうちゅうの2品目に分けられます。
酒税法のしょうちゅうの定義では色々と細かい事がありますが、ここでは省略して簡単に説明します。
連続式蒸留しょうちゅうとは、いわゆる「甲類」と言われていた焼酎です。
クセが無いので、酎ハイやサワーなどに使われている焼酎です。
スーパーマーケットなどでは大きなペットボトルの物をよく見かけますね。
アルコール分は36度未満です。
単式蒸留しょうちゅうとは、「乙類」と言われていた焼酎です。
泡盛、芋しょうちゅう、黒糖しょうちゅう、米しょうちゅう、そばしょうちゅう、麦しょうちゅうが、単式蒸留しょうちゅうにあたります。
アルコール度は45度以下です。
常圧蒸留と減圧蒸留
しょうちゅうは蒸留酒だという事がわかりましたね。蒸留時間は3時間が標準です。
単式蒸留において、常圧蒸留と減圧蒸留の2種類の方法があります。
常圧蒸留
常圧蒸留というのは普通の蒸留で、醪に熱を加え醪温度がおよそ85〜95℃の範囲で蒸留による蒸発が起きます。
その蒸気を集め冷やして液化する方法です。
芳醇で豊かな風味を得られるといわれています。
減圧蒸留
減圧蒸留とは、蒸留機内の空気を抜いて気圧を下げて蒸留する方法です。
減圧すると45〜55℃で沸騰させる事が出来るので、醪が高温にならず華やかな香りの成分が取り出しやすくなります。
軽快で華やかな香りと淡麗でソフトな飲み口の焼酎になります。
ふたつの製法を使い分けて異なるタイプの製品を造ったり、両方の焼酎をブレンドする蔵もあります。
SAKE DIPLOMA対策 常圧蒸留と減圧蒸留とは まとめ
以上、SAKE DIPLOMAコンクールからSAKE DIPLOMA試験対策を考えてみました。
- 純米酒かアルコール添加かが最重要
- 山田錦と五百万石を中心に
- 芋しょうちゅうを中心に、泡盛、米しょうちゅう、麦しょうちゅう
- 常圧蒸留と減圧蒸留が問われるかも
この記事を読んでくれた方が全員合格しますように!
それでは、また。