こんにちは。ソムリエ ブロガー みやっちょです。
2019年10月9日(水)ソムリエ/ワインエキスパート/SAKE DIPLOMA 呼称資格認定試験の二次試験が行われました。

受けた方にしかわかりませんよね。テイスティング試験の前日や当日の過ごし方。妙にソワソワしますよね。
前日は飲むの止めようか?
それとも最後までテイスティング訓練で飲むべきか??
リラックスして休むべきか??
…などなど。

2018年の二次試験では、その甲斐あって、焼酎の品種は100%の自信を持って解答出来ました。ネットでは「〇〇焼酎だろ!」と言っている人がいても「ふふふ。100%芋だね。」と思っていました。
しかし度数は外しました。まだまだです。残念。
ソムリエ試験の方は三次試験もありますね。体調を整えてサービスのトレーニングをしてくださいね。私は三次試験のトレーニングが一番楽しかったですよ。
ソムリエ協会のホームページで発表されていますが、SAKE DIPLOMAだけでなく、ソムリエとワインエキスパートのテイスティング銘柄も見ていきましょう。
2019年 呼称資格認定試験 二次試験 テイスティング銘柄
ソムリエ
- 2016年 フランス Aligoté
- 2016年 アメリカ Cabernet Sauvignon
- 2014年 スペイン Tempranillo
- 梅酒
- ジン
アリゴテ!!
誰もがビックリの「アリゴテ」が出題されたのですね。私もアリゴテは好きですが、実際にテイスティング試験で出題されたら難しいですよね。これは品種外しても仕方ないと思います。ソムリエ試験というプレッシャーの中で品種を当てた人スゴイです。
ただ品種が外れても途中のテイスティングコメントが的外れでなければ心配ないと思います。
こうやって他人事で見ると良い問題ですよね。
ワイン3種類、その他の飲料2種類は例年通りですね。
2018年は赤ワイン1種類、白ワイン2種類だったのが、2019年は白ワイン1種類、赤ワイン2種類になっています。
梅酒も意外でしたね。テイスティング試験という環境でテイスティンググラスに梅酒を入れられると「何?これ??」ってなるんですよね。ロックグラスに氷に入れて出してくれれば全員当てられるのに。
ジンは比較的わかりやすかったですかね??
テイスティンググラスをまだ持ってない方は絶対持っていて損はないので買っておきましょう。
友人とテイスティング大会やっても面白いですよ。「梅酒」をテイスティンググラスで出して当てられるか??チャレンジ!!
ワインエキスパート
- 2018年 ニュージーランド Sauvignon Blanc
- 2017年 日本 甲州
- 2015年 イタリア Sangiovese
- 2015年 オーストラリア Cabernet Sauvignon
- 紹興酒
こちらも他人事目線で見ると良い問題ですね。
オーストラリアのカベルネ・ソーヴィニヨン以外は、どストレート、ど真ん中の生産地と品種ですね。
オーストラリアのカベルネ・ソーヴィニヨンもストライクと言えばストライクですけど。
じゃあ簡単なのか?
と言われれば全然そうじゃないんですよね!
サンジョヴェーゼと甲州は、もはや二次試験対策の必須ブドウ品種ですね。テンプラニーリョもですね必須ですね。
白ワイン2種類、赤ワイン2種類、その他の飲料1種類は例年通りでした。
その他の飲料は紹興酒でした。
梅酒と同様にテイスティンググラスで飲むと「えっ??何??」な飲料かもしれません。
SAKE DIPLOMA
- 純米吟醸酒 山田錦
- 純米大吟醸酒 山田錦
- 純米酒 五百万石
- 吟醸酒 出羽燦々 他
- 泡盛 常圧蒸留
- 麦しょうちゅう 常圧蒸留
2019年は6種類でしたか!!
2017年は6種類、2018年は5種類だったので、2019年はどうなるのかと思っていましたが。
日本酒はやはり、山田錦と五百万石中心でしたね。
山田錦と五百万石以外の日本酒は出羽燦々が出題されました。
2018年の山田錦と五百万石以外の日本酒は美山錦でした。
しょうちゅうは「泡盛」と「麦しょうちゅう」でした。どちらも常圧蒸留です。
6種類の飲料だと時間がギリギリの方が多かったのではないでしょうか??
マークミスの見直しの時間はキチンと取れましたか??
6種類の利点としては、しょうちゅうの比較が出来る事ですね。
SAKE DIPLOMA 設問
SAKE DIPLOMAの二次試験の設問は
- 山田錦の酒を2つ選びなさい
- アルコール添加の酒を1つ選びなさい
- セルレニン耐性酵母の酒を2つ選びなさい
- 山廃酛の酒を1つ選びなさい
- 5番と6番の飲料の原材料を選びなさい
- 5番と6番の飲料の蒸留方法を選びなさい
のような問題でした。
設問によって解答数が違う所などはソムリエ協会らしい問題ですね。
私の予想通り、減圧蒸留か常圧蒸留かも問われましたね。
2019年 呼称資格認定試験 二次試験 テイスティング銘柄 まとめ
2019年のテイスティング試験では「アリゴテ」が一番のひねり技だったでしょうか?
SAKE DIPLOMA は飲料の数が再び6種類になった事が意外でした。
これでやっと我慢していたビールが飲めますね。

ではまた。