こんにちは。ソムリエ ブロガー みやっちょです。
『読んで楽しい おすすめ ワイン本 5選』の記事でも紹介して、ふるさと納税で日本ワインを購入した際にも参考にした書籍『10種のぶどうでわかるワイン』を紹介します。
『10種のぶどうでわかるワイン』は私の大好きなソムリエのひとりである石田博さんが書いた本です。
石田博さんの本はどれも面白いのでもおすすめです。
この『10種のぶどうでわかるワイン』は読みやすいですが奥も深いです。バランスの良い本だと思います。
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おすすめ ワイン本 まとめ
『10種のぶどうでわかるワイン』の著者、石田博とは
石田博プロフィール
1969年 東京生まれ。
1996年・1998年 全日本最優秀ソムリエコンクール優勝
2000年 世界最優秀ソムリエコンクール第3位入賞
2014年 全日本最優秀ソムリエコンクール優勝
2015年 アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール優勝
2016年 世界最優秀ソムリエコンクール セミファイナリスト

10種のぶどうでわかるワイン 概要
全10章とコラムで構成されています。
各ブドウ品種の話が10章、あいだに「Sommelier's Note」と「ワインがわかる10のコラム」がはさまれる感じです。
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おすすめ ワイン本 まとめ
【10種のぶどうでわかるワイン】全10章の内容は??
白ワイン用品種が5章 と 赤ワイン用品種が5章 です。
白ワイン用品種は、
- シャルドネ
- リースリング
- ソーヴィニヨン・ブラン
- シュナン・ブラン
- 甲州
の5種類です。
赤ワイン用品種は、
- カベルネ・ソーヴィニヨン
- メルロー
- ピノ・ノワール
- シラー
- グルナッシュ
の5種類です。
各章は、シノニム、原産地、主な栽培地域、特徴のページから始まり、そのブドウの概要、そのブドウのフレーヴァー、そのブドウを使った世界のワイン、そのブドウがわかるワイン10本、そのブドウを使ったワインのサービス、などで構成されています。
例えば、『2019年ふるさと納税で日本ワインを選んだ』際に参考にした『世界のメルロー』のページでは
我が国日本でも長野県のメルローは傑出しています。世界的に知名度を確立したともいえる、「桔梗ヶ原」をはじめ、塩尻などで国際水準のワインが産出されています。
『10種のぶどうでわかるワイン』より引用
『メルローのサービス』のページでは
肉料理を楽しむならメルローとも言えます。牛フィレ肉、鴨、鳩、鹿、猪など赤身肉全般、内臓系にもいいですね。
『10種のぶどうでわかるワイン』より引用
などといった感じです。
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【2019年 ふるさと納税】さとふるで日本ワインを選んだ!!
【10種のぶどうでわかるワイン】 『Sommelier's Note』 の内容は??
『Sommelier's Note』は全部で10話です。
- マロラクティック発酵
- 酸化と還元
- 白ワインの醸造技術
- 貴腐ワイン
- フェノール
- テイスティングコメント
- 赤ワインの醸造技術
- ミクロクリマ
- スパイスの香り
- 渋み

【10種のぶどうでわかるワイン】 『ワインがわかる10のコラム』 の内容は??
10のコラムなので、もちろん10話です。
- ソムリエの始まり
- 「いいワインとは何か」という問い
- ワイングラスの選び方
- ワイン産地の「正しい」めぐり方
- 「ヴィンテージ」に隠れた罠
- 香りの誘惑
- ワインと価格の関係
- 料理とワインの合わせ方
- シェフとソムリエの調和
- ソムリエのあるべき姿
10種のぶどうでわかるワイン まとめ
『10種のぶどうでわかるワイン』は、読みやすいけど、内容も濃い、素晴らしい本だと思います。
この内容を読みやすく書くというは流石です。気になった方は、ぜひ、読んでみてください!!
この本を片手にワインを飲むのも良いですね。
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おすすめ ワイン本 まとめ
それでは、また!!
ワインの新スタンダード ワイングラスはもう回さない [ 石田 博 ]