こんにちは。ソムリエ ブロガー みやっちょです。
ふるさと納税『さと ふる』で申し込んだワインが届きました。
長野県の井筒ワイン『NACメルロー [樽熟] 2017』が2本と、同じく長野県の五一ワイン(林農園)の『エステートゴイチメルロ』が1本で、計3本が届きました。

ふるさと納税 長野ワイン
石田博さんの『10種のぶどうでわかるワイン』を参考に選んだワインです。
関連
2019年ふるさと納税 さとふるで日本ワインを選んだの記事コチラから
2019年ふるさと納税 さとふるで申し込んだワインが届いた〜山梨県編 の記事はコチラから
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実際に届いたワインを紹介したいと思います。
NACって何??や、五一ワインの貴重な『貴腐ワイン』、メルローに合わせる料理は??や『チミチュリソース』も合わせて紹介します。
ふるさと納税 長野県のワイン
左が井筒ワインの2本の箱、右か五一ワインの1本の箱です。

ふるさと納税 ワイン箱
信州ワインバレー構想
井筒ワインも五一ワインの林農園も塩尻市に位置します。
2013年に長野県が「信州ワインバレー構想」を発表しました。
4つのエリアに区分けして各ワイン産地として発展するような仕組みです。
4つのエリアは「桔梗ヶ原ワインバレー」「千曲川ワインバレー」「日本アルプスワインバレー」「天竜川ワインバレー」です。
井筒ワインも林農園も「桔梗ヶ原ワインバレー」のワイナリーです。
桔梗ヶ原ワインバレーは、メルローの産地として名高いですが、ワインの原料としてもっとも多く使われているのは「コンコード」です。
メルローは「ナイアガラ」に次ぐ3番目に多い品種です。
近年はシラーの栽培も増えています。
五一ワイン エステート ゴイチメルロ
こちらが『エステート』シリーズのメルローです。

エステート ゴイチメルロ
五一ワインには『スタンダード』『エステート』『プレミアム』シリーズがあります。
この『エステート』シリーズは『スタンダード』と『プレミアム』の中間の価格帯のワインですね。
プレミアムシリーズには貴腐ワインもあります。スゴいですね!!
日本の貴腐ワイン、一度は飲んでみたいです。
井筒ワイン NACメルロー [樽熟]
こちらの井筒ワインは2本セットです。どちらも同じNAC認定品シリーズのワインです。
![井筒ワイン NACメルロー [樽熟]](https://miyatcho.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_5555-300x225.jpg)
井筒ワイン NACメルロー [樽熟]
NACとは
長野県では、2002年、『長野県原産地呼称管理制度』が創設されました。この制度は、より高い品質の農産加工品を提供していくことで生産情報を消費者に開示し、信頼を得ながら地域の振興を図ることを目的としています。一流のソムリエ、有識者の方々が審査をおこないブドウの糖度や醸造方法などの厳格な条件のもと、長野県で収穫されたブドウを中野県内で醸造し、最終の官能審査会で合格した確かな品質のワインのみが認定を受けます。
井筒ワイン カタログより引用
井筒ワインのNAC認定品シリーズの中で、さらに『NAC ベイシック』『NAC スペシャル』『NAC 樽熟』に分かれています。
『NAC 樽熟』は一番高価な価格帯です。それが二本も!!ありがたい。
今回の2017年ヴィンテージは
- 収穫地:塩尻
- 瓶詰め本数:6,770本
- 内容量:720ml
- アルコール度:13.5%
メルローには肉料理で!
肉料理といえば「カベルネ・ソーヴィニヨン」で決まりかな??というイメージがありますが、石田博さんの『10種のぶどうでわかるワイン』によると
肉料理を楽しむならメルローともいえます。
…中略…
カベルネ・ソーヴィニヨンが渋みで肉の味わいを引き立てつつ、リフレッシュさせてくれるのに対し、メルローは肉のヴォリュームをさらに膨らませる、いわば「肉食系」の方のための1本というか、食欲旺盛な、食いしん坊のためのワインです。
『10種のぶどうでわかるワイン』より引用
同じ赤ワインとはいえ、こういった使い分けも考えられるのですね。
さらに『The WINE マグナムエディション』によると
豚の肩肉やキノコのロースト、蒸し煮にした牛バラ肉などに合わせるとおいしく飲めます。フルーツの香りが、チミチュリソース(南米のソース)を使った料理や和牛ステーキとも相性が良いです。
『The WINE マグナムエディション』より引用
さとふる で申し込んだ長野ワイン まとめ
長野県のふるさと納税で届いたワイン。いつ飲もうか楽しみです。
チミチュリソースも合わせたいです。
もちろん合わせる料理は『肉』一択ですね!!
それでは、また。