こんにちは。ソムリエ ブロガー のみやっちょです。
今回は、お酒の漫画『BARレモン・ハート』28巻の364話『女医さんとデート』に登場した、コストパフォーマンス最高のスパークリングワインを紹介します。
イタリアのスパークリングワイン「フランチャコルタ」のお話です。
メモ
漫画【BARレモン・ハート】とは、都内某所にある『BARレモン・ハート』を舞台に繰り広げられるお酒のマンガです。お酒に詳しいマスターのもとに、常連客なのに酒音痴の松っちゃんと、謎に包まれた常連客のメガネさんを中心に、色々なお客さんが訪れて様々なドラマを生みます。一話完結でとても読みやすいのでお酒好きにはオススメの漫画です。作者は古谷三敏。
BAR レモン・ハートに登場した コスパ最高のスパークリングワインとは?
BAR レモン・ハート 364話 女医さんとデート
松っちゃんがシャンパン好きなお医者さんの田村先生をBARレモン・ハートに連れて行くことになりました。
お金があまりない松っちゃんはマスターにシャンパンは高いので「おいしくて安いのないかな」と相談します。
「シャンパンではないのですがフランチャコルタなら安くていいのがありますよ」
「コストパフォーマンスは最高かもね」
とマスターは田村先生と松っちゃんのデートの日に提供することを約束します。
シャンパン好きな田村先生はマスターの出すスパークリングワインを気に入ってくれたのでしょうか??
松っちゃんの運命はいかに。
コンタディ・カスタルディ・フランチャコルタ・ブリュット・スティレ とは
マスターがおすすめのフランチャコルタはコチラです!!
と、言いたいところだったのですが、
現在『ブリュット・スティレ』は手に入らないようです。ごめんなさい。
『ブリュット・スティレ』は日本向けに開発された商品で36ヶ月の長期熟成を経たフランチャコルタだったようです。

しかし、ヴェラヴィスタと同じオーナーであるヴィットリオ・モレッティのフランチャコルタがこの価格で飲めると考えると『ブリュット』でもコストパフォーマンスは最高ですね!!
コンタディ・カスタルディ・フランチャコルタ 種類
ブリュット・スティレは残念ながら手に入りませんが、現在、比較的ネットでも手に入りやすいコンタディ・カスタルディのフランチャコルタを紹介します。
コンタディ・カスタルディ・ロゼ
ピノネロ80%、シャルドネ20%です。
瓶内二次醗酵は50ヶ月!!
コンタディ・カスタルディ・ゼロ
シャルドネ50%、ピノネロ50%です。
瓶内二次発酵は40ヶ月。
漫画『神の雫』でも紹介されました。
名前の通り、ドサージュ(補糖)ゼロのフランチャコルタですね。
コンタディ・カスタルディ・サテン
シャルドネ100%です。
瓶内二次醗酵は36ヶ月です。
サテン覚えてますか?
フランチャコルタとは??の記事でも書きましたが、フランチャコルタ『サテン』は瓶内熟成は24ヶ月以上が義務付けられています。
使用できるぶどう品種はシャルドネとピノ・ブランのみです。ピノ・ネロは使用出来ません。
白の辛口のみが『サテン』です。
ロゼや甘口の『サテン』は存在しません。
レモン・ハートのマスターが勧めるコスパ最高のスパークリングワイン まとめ
レモン・ハートのマスターが勧めるフランチャコルタを紹介しました。
残念ながら漫画に登場したワインと全く同じフランチャコルタ『ブリュット・スティレ』は無かったのですが、ヴェラヴィスタと同じオーナーであるヴィットリオ・モレッティのフランチャコルタがこの価格帯で楽しめるというのは素晴らしい発見でした。
これからも美味しいワインを楽しく勉強していきます。
それでは、また。