こんにちは。ソムリエ ブロガー みやっちょです。
おすすめの美味しいシャンパン(シャンパーニュ)って何がある??
って探しても、種類の多さ、数の多さに圧倒してしまいますよね。
今回は、とことんシャルドネにこだわった生産者が造るシャンパン。
フレッシュ感、ミネラル感、フィネス、ワインらしい強さを感じられるシャンパンを紹介します。
デュヴァル・ルロワの原点とも言えるシャルドネ100%のシャンパンです。
デュヴァル・ルロワ ブリュット レゼルヴ ピュール シャルドネ
デュヴァル・ルロワ の シャンパン
デュヴァル・ルロワの特徴
デュヴァル・ルロワの特徴として
- コラージュ(清澄)を行わない
- マロラクティック発酵を必ず行う
- シュール・リーでの長期熟成
- シャルドネに対してのこだわり
があげられます。
デュヴァル・ルロワ の コラージュ
デュヴァル・ルロワは、ベースワインを造る際にコラージュ(清澄化)を行いません。
タンクにて3ヶ月、澱を落とし、酒石酸を酒石化した後にフィルターにかけます。
コラージュに3ヶ月も要するため、通常はブドウの収穫の翌年の1月からアッサンブラージュ(調合)して、瓶詰めが出来るのですが、デュヴァル・ルロワは、アッサンブラージュが3月か4月になります。
デュヴァル・ルロワの長期シュール・リー
デュヴァル・ルロワの大きな特徴は、シュール・リーでの熟成期間が長いという事です。
シュール・リーとは、澱の上という意味です。デュヴァル・ルロワのシャンパンは、澱引きをしないで澱と一緒に熟成する期間がとても長いのです。
今回紹介した「デュヴァル・ルロワ・ブリュット・レゼルヴ・ピュール・シャルドネ」もノンヴィンテージにも関わらずシュール・リーでの熟成期間がなんと5年間です!
デュヴァル・ルロワ ブリュット レゼルヴ ピュール シャルドネ

こちらの、コート・デ・ブランのグラン・クリュ畑のシャルドネを使用した「ミレジム・プレスティージュ・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュ」は、シュール・リーでの熟成期間が驚きの12年です!

シャルドネ
デュヴァル・ルロワ がこだわっているシャルドネについて学びます。
現在(2020年)、シャルドネの栽培は世界で21万haと言われています。
そのうち、シャンパーニュでは約1万ha
さらにそのうち、デュヴァル・ルロワで200ha
栽培されています。
デュヴァル・ルロワでは、東向きの丘の斜面に1haあたりわずか8,000本の間隔で栽培しています。
シャルドネは朝日を好むので、東向きの丘の斜面が最適です。
シャンパーニュはブドウ栽培地として北限に位置しているので、いかに効果的に日照を受けるかが大切なのです。
シャルドネは繊細で、霜の被害を受けやすいので、冷気がたまりにくい丘で栽培しているというわけです。
こうやって出来たデュヴァル・ルロワのシャルドネは、粒が小さく、ギッシリと詰まったブドウになります。
デュヴァル・ルロワ ブリュット・レゼルヴ・ピュール・シャルドネ
シャルドネが与える香り
シャルドネの特徴的な香りとして、
- いちごの木の花、桜の木の花、スイカズラのような白い花の香り。
- ライム、グレープフルーツ、マンダリンオレンジのような柑橘系の香り。
- 熟成などを経て複雑な香りとしては、アーモンド、ヘーゼルナッツ、コーヒー、ブリオッシュなどの香り。
などを感じる事が出来ます。
シャルドネにこだわった デュヴァル・ルロワ の シャンパン まとめ
シャルドネにこだわったデュヴァル・ルロワのシャンパン。
フレッシュ感、ミネラル感、フィネス、ワインらしい強さを感じられるシャンパン。
デュヴァル・ルロワにも様々なシャンパンがありますが、まずは、デュヴァル・ルロワの原点である「デュヴァル・ルロワ・ブリュット・レゼルヴ・ピュール・シャルドネ」をお試しください。
それでは、また。
デュヴァル・ルロワ ブリュット・レゼルヴ・ピュール・シャルドネ