こんにちは。ソムリエ ブロガー みやっちょです。
シャンパンといえば何を思いつきますか??
「ドンペリ」がすぐ思いつきますよね。
プレゼントやパーティーにも、迷ったらとりあえず「ドンペリ」で間違えない感じもしますが、少し変化球も欲しいですよね。
今回は、お酒の漫画『BARレモンハート17巻』、223話『ブランド大好きよし子さん』に登場した、シャンパン好きにぜひ飲んでほしいシャンパンを紹介します。
アルフレッド・グラシアン キュヴェ・パラディ です。
今回の主役のよし子さんはシャンパンにうるさい酒問屋の娘です。「シャンパンで一番美味しいのはドンペリだ」と主張します。
よし子さんを唸らせるシャンパンとは一体どんなシャンパンなのでしょうか?
メモ
漫画【BARレモン・ハート】とは、都内某所にある『BARレモン・ハート』を舞台に繰り広げられるお酒のマンガです。お酒に詳しいマスターのもとに、常連客なのに酒音痴の松っちゃんと、謎に包まれた常連客のメガネさんを中心に、色々なお客さんが訪れて様々なドラマを生みます。一話完結でとても読みやすいのでお酒好きにはオススメの漫画です。作者は古谷三敏。
- 人気のシャンパンを探している
- 美味しいシャンパンを探している
- おすすめのシャンパンを探している
- プレゼントに喜ばれるシャンパンを探している
- ドンペリも美味しいけど他のシャンパンを探している
そんな方に、おすすめのシャンパンを紹介します。
ドンペリ超え? 美味しいシャンパン「アルフレッド グラシアン」
BARレモンハート17巻 223話 ブランド大好きよし子さん
公園で正ちゃんは、よし子さんと待ち合わせしています。
30分も遅刻したよし子さんがやって来ます。
どうやらグッチのバッグを買い物していて遅くなったようです。
よし子さんはブランド物が大好きで、全身をブランド物で固めています。
対する正ちゃんは、ファッションには全く興味が無いようです。
今日のデートにも、安っぽいジャケットに迷彩のズボンという格好です。
正ちゃんはとにかくお腹が空いているので早くごはんを食べに行きたいようです。
よし子さんは正ちゃんの服装を見て、高級レストランへ行くのを諦めて、ちょっと妥協してイタリアンレストランへ行くことにしました。
よし子さんの奢りのようです。
二人が行ったイタリアンレストランには、よし子さんが大好きなシャンパン「ドンペリ」を置いていないようです。
よし子さんは、シャンパンはドンペリでなきゃ嫌だと言います。
「私は特にシャンパンにうるさいの」
「いろいろ飲んだけど やっぱりシャンパンはドンペリよ」
と言い放ちます。
それを聞いた正ちゃんは
「レモン・ハートのマスターが聞いたらなんというかね」
と、正ちゃんが時々訪れるBARの話をします。
「なにそれ 行ってみたーい」
さっそく二人は BARレモン・ハートに向かうことになりました。
BARレモンハートで出てきたシャンパンとは
正ちゃんとよし子さんはBARレモンハートに到着しました。
よし子さんはマスターに
「ヴーヴ・クリコも テタンジェも クリスチャン・セネも ポメリーも どんな味か知ってるわ」
「ルイ・ロデレールのクリスタルは別格としても 私はやはりドンペリが一番だと思っているんです」
と言います。
マスターは
「実はシャンパンの好きな人が来てくれないかなと思っていたところなんですよ」
「ぜひ飲んでほしいシャンパンがあるんです」
それに対し、よし子さんは
「マスター ちょっとやそっとでは おどろきませんよ」
とマスターにプレッシャーをかけます。
そこでマスターが出したシャンパンが、このシャンパンです。
ひとくち飲んだよし子さんは、思わず
「うそ!!なにこれ?信じられない」
「おいしすぎるわ こんなのはじめて…」
と感動します。
アルフレッド・グラシアン キュヴェ・パラディ とは
BARレモン・ハート17巻 によると
フランスでは通のシャンパンとして人気があり、テイスティングの時、後でゆっくり味わいたいため、この酒を隠してしまったソムリエがいたという。クリュッグが好きな本格派には特におすすめのシャンパンである。
『BARレモン・ハート17巻』より引用
また
アメリカのワイン専門誌「ワイン・スペクテイター」で100種類以上のテイスティングで並いる強豪をおさえて最高位になったのがこのワインです
『BARレモン・ハート17巻』より引用
さらに
金属やシェリーの風味をともなう鋭角的な味わいで、余韻に到るまで伸びやかな造り。さんざん飲んだ後でも目が覚めるほど美しく、締めのシャンパーニュにお勧め。
『シャンパーニュから始まるスパークリングワインの世界』より引用
ドンペリ超え? 美味しいシャンパン「アルフレッド グラシアン」まとめ
『アルフレッド・グラシアン キュヴェ・パラディ』は、漫画だと白黒なのでわかりませんでしたが、実物は、紫とゴールドのラベルで高級感もあって素敵なシャンパンですね。
『キュヴェ・パラディ』は、そこそこの値段ですけれども、『アルフレッド・グラシアン・ブリュット』なら、もう少し手軽にアルフレッド・グラシアンの雰囲気を十分に楽しむ事が出来ます。
よし子さんも納得のシャンパンを楽しんで下さい。
ではまた。