こんにちは。ソムリエ ブロガー みやっちょです。
お花見といえば、ビールですよね。
缶ビールは気軽に買えて、気軽に飲めますからね。

花見にスパークリングワインなんてあったら最高ですよね。
でもビールと違って選ぶのも大変だし…
グラスじゃないとなんだか気分的にね…
- どんなスパークリングワインが良いのだろう??
- みんなが飲みやすいスパークリングワインって何??
- 紙コップじゃ物足りないよね
- スパークリングワインって開けるの苦手
今回は、こんな悩みを解決しちゃいましょう。
是非是非、花見にスパークリングワインを持って出かけましょう!!
花見の酒はコレで決まり!プロセッコとは??
プロセッコがおすすめ!
スパークリングワインにもたくさんの種類があります。
有名なのはシャンパン(シャンパーニュ)ですね。
もちろん、シャンパンを花見に持って行けば盛り上がる事間違えないでしょうが……、価格も安くはないですし、シャンパンは家でじっくりと飲みたい気もします。
そこで今回、おすすめするスパークリングワインはプロセッコです。
なぜプロセッコがおすすめか??
店舗やインターネットでは「シャンパンと同じ製法(瓶内二次発酵)で造りました!」などの謳い文句でカヴァなどのスパークリングワインを紹介していることも多いですね。
プロセッコはシャンパン製法ではなく、大きなタンクで発酵させるシャルマ方式で造られています。
瓶内二次発酵 > シャルマ方式
「瓶内二次発酵の方が優れている」と捉えられる事が多いのですが、単純にそう考えるのは間違えです。

シャルマ方式でスパークリングワインを造るという事は発酵時に
『空気に接触しないので、ブドウのアロマを残したい発泡性ワインを造る場合(2020年ソムリエ協会教本より引用)』に広く用いられています。
結果、プロセッコは
- フレッシュ
- 飲みやすい
- わかりやすい
といったスパークリングワインに仕上がるのです。
複雑な味わいのスパークリングワインもワイン好きな人にはたまりませんが、色々な人が集まる花見にはプロセッコがおすすめなのです。
プロセッコはどんなワイン?
プロセッコはイタリアのスパークリングワインで、イタリアではポピュラーなスパークリングワインです。
グレーラというブドウ品種を使用して造られています。
「The WINE マグナムエディション」によるとプロセッコの香りは
おもな香り
- 青リンゴ
- ハネデューメロン
- 洋梨
- ラガービール
- クリーム
『The WINE マグナムエディション』より引用
また、プロセッコに合わせる料理としては
イタリアでは、前菜としてサルデ・イン・サオール(イワシの南蛮漬け)、プロシュート(生ハム)、アーモンドと合わせるのが伝統的です。スパイシーなエスニック料理にも合います。
『The WINE マグナムエディション』より引用
この通り、プロセッコは色々な料理に合うことがわかります。
『フレンドリー』なワインとして人気があり、売れているのです。
プロセッコが売れている理由は
- 赤ワインや白ワインより飲みやすい
- 料理も選びやすい
- 食前だけでなく食中も楽しめる
- 価格も安い
- カクテルにも使いやすい
- シャンパングラスがなくてもOK
- 氷を入れて飲んでもOK

紙コップに氷を入れて気軽に飲めちゃうのもプロセッコの魅力です。
花見に便利なワイングッズ
プロセッコはフレンドリーなワインとして人気だという事がわかりましたが、やはりあのスパークリングワインの独特なコルクを開けるのが苦手な人が多いのではないでしょうか??
失敗するとポーンとコルクが飛んで行ってしまう怖さもありますよね。
そこで今回紹介するのは「シャンパンオープナー」です。
オープナーにコルクを挟んで、レバーを上げるだけです。
これは花見の時じゃなくても、スパークリングワインを開けるのが苦手な人は持ってて間違えないですね。
あのコルクを開けるのが一苦労で、スパークリングワインを気軽に楽しめない場合もあるのではないでしょうか??
プロセッコがいくらフレンドリーでシャンパングラスがなくても美味しく飲めると言っても、あれば嬉しいワイングラスですよね。
こんなグラスもありますよ!
佐藤陽一著「家飲みワイン ガイドブック」によると
ペットボトルと同じ素材
軽くて丈夫な素材でできたグラス。くぼみに親指がフィットして、持ちやすい。アウトドアや旅行におすすめ。
『家飲みワイン ガイドブック』より引用
そのままビールやジュースなど飲んでもOKなグラスですね。
花見の酒はコレで決まり!プロセッコとは?? まとめ
シャンパン方式のスパークリングワインを選んでしまいがちですが、プロセッコには良い点がたくさんありましたね。
花見に限らず、ワイン初心者が集まる時は「プロセッコ」を選んで買っていって、飲ませてあげてください。
それでは、また。