こんにちは。ソムリエ ブロガー みやっちょです。

2020年3月29日に「ザ・ドリフターズ」の志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎のため70歳で死去しました。

子供の頃はレコードに合わせてひげダンスをしていた記憶があります。
このようなツイートが目に飛び込んできました。
いつも羽根屋をご愛飲くださっていた志村けんさま
いつどこで、飲んでいただいても失望されないように、
妥協なき酒造りを続ける私達にとって大きな励み、支えでした。
いつかお目にかかって、直接御礼を申し上げたかったです。
今まで沢山の方々に幸せを、
本当に、本当に、ありがとうございました。 pic.twitter.com/pzU60fjTrb— 羽根屋official (@haneya777) March 30, 2020
ひげダンスで追悼するのも良いのですが、早速、志村けんさんが好きだった日本酒を調べて購入しました。
富美菊酒造の羽根屋という日本酒です。
志村けん のお気に入り「羽根屋」の日本酒
志村さんがお気に入りだったのは「大吟醸」のようです。
具体的な商品は不明なのですが、今回、私が注文した日本酒は以下の2本です。
羽根屋 純米大吟醸50 翼
五百万石使用の生酒です。
名前の通り精米歩合50%の純米大吟醸酒です。
精米歩合50%というのは、原料の玄米の表層部を50%削ったお米を使用したという事ですね。
生酒というのは、醪を搾ってから出荷するまで一度も火入れをしていない日本酒のことです。
通常は貯蔵前と瓶詰め後に2回火入れをします。
生酒は、火入れをしていないため搾りたての華やかな香味が楽しめますが、冷蔵管理が必須となるので注意が必要です。
主な受賞歴は
- フランス日本酒品評会「KURA MASTER 2018」金賞受賞
- 「インターナショナル・ワイン・チャレンジ 2016」金メダル受賞
- 「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」2015、2016 金賞受賞
です。
富美菊酒造株式会社のホームページによると
大空に羽ばたく翼の羽音の如く、優しく軽やかに。凛として広がる瑞々しい味わい。そこはかとなく薫る甘い香りは虜になる罠。
『富美菊酒造株式会社ホームページ』より引用
是非ともワイングラスで飲みたいと思います。
志村けんさんお気に入りの焼酎の記事もありますので是非ご覧ください。
羽根屋 特吟50 大吟醸 しぼりたて TYPE2
麹米に山田錦、掛米に五百万石を使用した生酒です。
「特吟50」はアルコールを添加した大吟醸酒です。
富美菊酒造株式会社のホームページによると
一昨年鮮烈なデビューを飾った「羽根屋 特吟大吟醸50」がリニューアルして限定リリース決定!
例年にない米の硬さの問題をクリアするため蔵独自の醸造技術により従来にないのびやかな味わいを実現しました。今回のみの限定品です。お見かけの際はぜひお試しください。
『富美菊酒造株式会社ホームページ』より引用
富美菊酒造のこだわりとは
富美菊酒造は富山の酒蔵です。
1916年(大正5年)に創業され、2016年に創業100周年を迎えた歴史ある酒蔵です。
現在の蔵元杜氏・羽根敬喜さんは、品評会用のお酒と一般販売用のお酒の造り方が大きく違う事に疑問を持ちました。
杜氏の大反対にあいながらも「全ての酒を、大吟醸と同じ造りでつくる」酒造りを始めました。
精米から水切りまでの工程では『限定吸水』という作業を取り入れています。
『限定吸水』は開始時刻や作業時間がほぼ秒単位で決められているとても手間の掛かる作業なのです。
製麴(麹造り)の工程でも、「半自動製麴機」や「全自動製麴機」が開発されている中で、『箱』や『蓋』を使用した麹造りを行なっています。
富美菊酒造の丁寧な麹造りは、最高級の吟醸酒だけでなく全ての酒造りで取り入れられています。
*普通酒以外の全てのお酒に用いています
志村けん のお気に入り「羽根屋」の日本酒 まとめ
普段はワインとビールばかりで、進んで日本酒を飲む事は無いのですが、今回は迷う事なく注文しました。
今回購入した2本は、SAKE DIPLOMA で問われる、純米酒かアルコール添加酒か、という事も意識しながら楽しめますね。じっくりと味わいたいと思います。
『8時だよ全員集合』でも観ながら飲みたいですね。
それでは、また。