こんにちは。ソムリエ ブロガー みやっちょです。

チーズにはワインだよね。
ワインにはチーズだよね。
って言いますけど、
実際は、どんなチーズに、どんなワインを合わせるれば美味しいのかな??
今回は、日本のカマンベールチーズに合わせるロゼワインを紹介します。
紹介するロゼワインは2本です。
ソムリエ協会の会報誌「ソムリエ167号」の特集「ネットで買える日本のカマンベールチーズ31種をブラインド・テイスティング」という記事で紹介されていたロゼワインです。
1本は岩手のくずまきワインの『さくらワイン』
2本目はドイツ・ファルツの『ベッカー・プティ・ロゼ』です。
カマンベールチーズに合う ロゼワイン
ソムリエ 167号「酒に合うつまみを探せ!」
日本ソムリエ協会会報誌「ソムリエ」167号の「ネットで買える日本のカマンベールチーズ31種をブラインド・テイスティング」という記事で、日本のカマンベールチーズをブライド・テイスティングして順位を決め、さらにワインに合わせるという企画がありました。
テイスターは5人。5人それぞれが用意したワインは各2本ずつで合計10本です。
テイスター5人全員が選んだベストワインは『ベソ・レセルヴァ・セミセック』と『周五郎のヴァン』というワインでした。
>>日本のカマンベールチーズに合わせる おすすめのワイン の記事はコチラから
『ベソ・レセルヴァ・セミセック』はやや甘口のスパークリングワイン、『周五郎のヴァン』は甘口の酒精強化ワインでしたが、今回紹介するのはロゼワイン2本です。
カマンベールチーズに合うワイン テイスターの5人は?
企画のテイスターは5人です。(ソムリエ2019年3月号より)
阿部誠
- 日本ソムリエ協会常任理事
- 2002年度全日本最優秀ソムリエ
- ASIディプロマ
- フリーランスソムリエ
村瀬美幸
- シニアソムリエ
- 世界最優秀フロマジエ2013年優勝
- ザ・チーズルームアカデミー副校長
大倉野泰造
- シニアワインエキスパート
- 第2回ブラインドテイスティング優勝者
野村佳文
- シニアソムリエ
- 野村松花堂オーナーシェフ&ソムリエ
小西享一郎
- シニアソムリエ
- カネトク卸総合センター株式会社
カマンベールチーズに合う ロゼワイン『さくらワイン』とは
「さくらワイン」は、岩手のくずまきワインのロゼワインです。
アルコール度は11%のやや辛口です。
使用ブドウ品種は山ブドウの交配種「ニホン山ぶどう」「国豊3号」「ワイングランド」です。
選んだのは小西享一郎さんです。
「さくらワイン」を選んだ理由としては
さくらワインは、ヤマブドウ交配品種を100%使用し、天然さくら酵母で仕込んだロゼワイン。山ブドウ由来の酸がきれいで、複雑性があり、残糖分もあり、白カビチーズにはよく合うと考えた。
『ソムリエ167号』より引用
カマンベールチーズと合わせた結果は
ワインのほんのりとした甘みが、塩味が程よい国産のカマンベールとよく調和し、口中でまろやかになった。少し苦味のある皮とワインの少しビター感が合致し、狙い通りの結果となった(今回のベスト・マリアージュだった)。
『ソムリエ167号』より引用

くずまきワインのホームページでは「さくらワイン」に良くあう料理として
- 中華料理
- やきとり等の鶏料理
- トマト味のパスタ
も紹介されています。
ロゼは色々な料理に幅広く合わせられるのが良いですね。
カマンベールチーズに合う ロゼワイン『ベッカー・プティ・ロゼ』とは
「ベッカー・プティ・ロゼ」はドイツ・ファルツのロゼワインです。アルコール度数は12%。
使用ブドウ品種はシュペートブルグンダー、ポルトギーザー他です。
シュペート・ブルグンダーはピノ・ノワールの事ですね!
シュペート・ブルグンダー = ピノ・ノワール
です。
「ベッカー・プティ・ロゼ」を選んだのは野村佳文さんです。
「ベッカー・プティ・ロゼ」を選んだ理由としては
フレッシュかつマイルドな味わいと風味のタイプに合わせて柔らかな酸とバランスのよいロゼをお花見など野外で楽しむイメージで選んだ。
『ソムリエ167号』より引用
カマンベールチーズと合わせた結果は
予想通り、フレッシュかつマイルドな味わいとフレーヴァーのタイプのチーズには違和感なく寄り添っていた。どちらも室温でのテイスティングだったので、それもよかったかと。
『ソムリエ167号』より引用
カマンベールチーズに合う ロゼワイン まとめ
日本のカマンベールチーズに合わせるロゼワインを2本紹介しました。
カマンベールチーズは比較的手に入りやすいチーズですよね。
好きな方も多いのではないでしょうか。
適当に合わせても楽しめますが、少しこだわってワインを選んでみてください。
ソムリエ協会の企画で、テイスターが自信を持って選んだロゼワイン。
ぜひ、お試しください!!
それでは、また。