こんにちは。ソムリエ ブロガー みやっちょです。

スーパーやコンビニで気軽に買えるドライミート。
ビーフジャーキーやポークジャーキー、サラミやカルパスって手軽でお酒のおつまみに便利ですよね。
ジャーキーとビールで良いか!
ジャーキーとウイスキーかな??
などと今までは何も考えずにとりあえずカゴに入れていたドライミート。
はたして、ワインとドライミートの相性はどうなんだろう??
今回は、ソムリエ協会の会報誌『ソムリエ166号』から「酒に合うつまみを探せ!」企画の「自宅で楽しむためのドライミート32種をブラインド・テイスティング」で紹介されたドライミートとワインを紹介します。
- 美味しいドライミートを知りたい
- ジャーキーに合わせるワインを知りたい
- ワインに合うおつまみを知りたい
- パーティーなどの集まりでジャーキーとワインを合わせたい
という方にオススメの記事です。
『ソムリエ166号』の企画で
ブラインド・テイスティングで1位、2位になったドライミートとは??
ドライミートに合うワインとは??
いったいどんなワインと、どんなドライミート だったのでしょうか??
ワインに合う簡単おつまみジャーキー
『ソムリエ166号』の企画「ドライミート32種をブラインド・テイスティング」のテイスターは
阿部誠さん、北村秀雄さん、永淵孝さん、秦亜吏加さん
の4人です。
カルパス、サラミ、ポークジャーキー、ビーフジャーキーをブラインド・テイスティングし、点数を付けて順位を決め、さらにワインとの相性を探るという企画です。
ジャーキーに合うワイン 1本目
各テイスターが3本ずつ選んだワイン、合計12本のワインをドライミートに合わせて検証するという企画です。
テイスター4人全員が相性がいいとジャッジしたワインは2本でした。
ジャーキーに合うワイン 1本目
フォックス・クリーク・ヴィクセン・スパークリング・シラーズ・カベルネ・フラン
オーストラリアの赤のスパークリングワインです。
南オーストラリア州・マクラーレン・ヴェイルのワインです。
使用ブドウ品種は、シラーズ主体でカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドされています。
シラーズを使用した赤のスパークリングワインなんて、ジャーキーに合う、合わない関係なしにパーティーなどで活躍しますね!!
選んだのは北村さんです。選んだ理由としては
最初に思いついたのが、オーストラリア産スパークリング赤。シラーズ主体の甘苦系の風味にスパイシーさがサラミ&ジャーキーの塩味、スパイス系との相乗効果を生むと考えてチョイス。
『ソムリエ166号』より引用
合わせてた結果として
素材の違いだけでなく、甘い系、塩系、スパイス系は幅広い味わいのほどんどに上手く合っていて、泡の刺激も相まって、ペアリングをいつまでも楽しんでいたい気分になった。
『ソムリエ166号』より引用
他の3人のテイスターもベストマッチという赤のスパークリングワインでした。
秦さんのコメントは
北村さんのFox Creek はブドウ品種のバランス(味・タンニンともに)、優しい舌触りの泡が心地よく幅広い商品と合わせることができた。
『ソムリエ166号』より引用

ジャーキーに合うワイン 2本目
ランブルスコ レッジャーノ アマービレ スカリエッティ ボトル NV ドネリ

イタリアの微発泡の赤ワインです。やや甘口です。
使用ブドウ品種は「ランブルスコ」です。
このワインを選んだのは秦さんです。選んだ理由としては
このワインの生産地のエミリア・ロマーニャ州はサラミでも有名な都市。地方性に加え、塩味の強い商品が揃うことを考え、味わいに甘味を補えるものをセレクト。
『ソムリエ166号』より引用
合わせた結果として
辛味のあるものとの相性は良いが、商品によっては肉の臭みを感じてしまうものも。味わいにメリハリを持たせるためワインの提供温度を低めにすると良いかと感じた。
『ソムリエ166号』より引用
サイゼリヤでも人気の『ランブルスコ』はピザやハンバーグにも合わせやすいワインです。
『生ハムに合わせる おすすめのワイン』の記事 や
『ペアリングを優先してワインを購入〜刺身や焼き鳥に合うワインは??』の記事
でも、今回とは違うランブルスコを紹介しています。
『エノテカ トレジャーハンティングの結果はいかに!!』の記事では、トレジャーハンティングのワインを購入するのと同時にランブルスコも購入しています。

ワインに合うジャーキーは??
さて今度は、ドライミートです。
32種類の中からブラインド・テイスティングで1位になったドライミートは??
花畑牧場のポークジャーキーです。
『ソムリエ166号』で実際に1位になった商品はファミリーマートの『花畑牧場 ホエー豚のジャーキー』ということなのですが、パッケージもほぼ同じ、ネットでも買えるこちらの『花畑牧場ポークジャーキー』を紹介します。
このポークジャーキーに関しては、阿部さんが選んだ「ロジャーグラート・ロゼ」との相性が良かったようです。
ブラインド・テイスティングで2位になったのは
なとりの『厚切りビーフジャーキー』でした。
今回の企画の検証では
「素材にポークを使ったものが個性的で印象に残った。」(阿部さん)
「”ポーク”のレベルの高さには改めて驚きだった。」(北村さん)
「特に国産のポークジャーキーの質の高さは凄いと感じた。」(永淵さん)
『ソムリエ166号』より引用
と、各テイスターの評価が高かったのはポークジャーキーでした。
カルパスとサラミは難しめだった印象でした。
迷ったらポークジャーキーを選ぶと合わせやすいと思います。
ワインに合う簡単おつまみジャーキー まとめ
いかがでしたか??ワインとジャーキーのペアリング。
テイスター全員が選んだワインは2本とも赤のスパークリングワインでした。
- ジャーキーに合わせるなら赤のスパークリングワイン
- ポークジャーキーがワインと合わせやすい
もちろん他にもジャーキーと相性が良いワインもたくさんあると思います。
まずは赤のスパークリングワインから試してみましょう!!
赤のスパークリングワインは飲んだ事ない人もいると思うので、様々なシチュエーションで活躍すると思います。
ポークジャーキーも一緒なら、なおさら大活躍するでしょう。
それでは、また。
フォックス・クリーク・ヴィクセン・スパークリング・シラーズ・カベルネ・フラン
ランブルスコ レッジャーノ アマービレ スカリエッティ ボトル NV ドネリ