こんにちは。ソムリエ ブロガー みやっちょです。

- スッキリとした飲みやすいワインはないかな?
- さっぱりとした飲みやすいワインはないかな?
- 手頃な値段で飲みやすいワインはないかな?
私が、マカオに行った時に、毎日のように飲んでハマったワイン『ヴィーニョ・ヴェルデ』を紹介します。
低アルコールで、微発泡、色々な料理に合わせやすい、ワインを飲みなれなていない人にもおすすめなのが、ヴィーニョ・ヴェルデなのです。

可愛いネコのラベルのヴィーニョ・ヴェルデ『ガタオ』も有名ですが、今回は、ヴェイーニョ・ヴェルデ世界No. 1ブランド『カザル・ガルシア』を紹介します。
マカオで毎日飲んでたのも『カザル・ガルシア』のヴィーニョ・ヴェルデです。どのレストランに行っても『カザル・ガルシア』が出てきました。
『カザル・ガルシア』のヴィーニョ・ヴェルデなんて知ってるよ!という方も、ワイン雑誌『ヴィノテーク459号』から、田崎真也さんのテイスティングコメントも最後にのせておきますのでお楽しみに。
田崎真也さんのコメントを読みながら飲むヴィーニョ・ヴェルデも良いものですよ。
飲みやすいからおすすめ!微発泡ワイン ヴィーニョ・ヴェルデ とは
『ヴィーニョ・ヴェルデ』とは「緑色のワイン」という意味で有名です。
「ヴィーニョ・ヴェルデのセミナーへ行ってきた!」の記事でも書いたように、ヴィーニョ・ヴェルデの土地を覆い尽くす葡萄畑や森林など緑色が印象的な風土で生まれた「若々しい味わいのワイン」が正しい意味だと言われています。
現在では、生産量の85%が白ワインですが、30年前まで赤ワインの産地だったことを考えると、「緑色のワイン」というより「若々しい味わいのワイン」という方がしっくりときます。
今回はそんな「若々しい味わいの」ヴィーニョ・ヴェルデの 世界No. 1ブランド『カザル・ガルシア』の白ワインとロゼワインを紹介します。
飲みやすいおすすめワイン『カザル・ガルシア』
微発泡の白ワインです。
使用ブドウ品種はアリント、ロウレイロ、トラジャドゥーラです。
聞き慣れないブドウ品種ですよね。
ヴィノテーク459号によると
ヴィーニョ・ヴェルデ DOC には、古くからこの地方に根付いていきた固有あるいは在来の白葡萄と黒葡萄、合計45品種が認められている。
『ヴィノテーク459号』2018年2月号 より引用
アリントもロウレイロもトラジャドゥーラも白ブドウです。
『ヴィノテーク459号』によると
繊細でフルーティな香りで、口に含むと爽やかな発泡性が感じれらる。食前酒として楽しめるだけでなく、魚料理ともよく合う。
『ヴィノテーク459号』2018年2月号 より引用
おすすめヴィーニョ・ヴェルデ3選 の記事 では『干し鱈とじゃがいものグラタン』と『アフリカンチキン』とヴィーニョ・ヴェルデを合わせました。
飲みやすいおすすめワイン 『カザル・ガルシア・ロゼ』
微発泡のロゼワインです。
使用ブドウ品種はヴィニャオン、アザール、ボサラルです。
ヴィニャオンとボサラルは黒ブドウ。
アザールは白ブドウです。
『ヴィノテーク459号』によると
新鮮な、透明感のあるピンク色を呈しており、ラズベリーといちごの香りが華やかで、口あたりの爽やかな発泡性に仕上げれらた、非常にフルーティなワイン。
『ヴィノテーク459号』2018年2月号 より引用
飲みやすいおすすめワイン『ヴィーニョ・ヴェルデ』の泡の正体
ヴィーニョ・ヴェルデの微発泡って心地良いですよね。大好きです。
ヴィーニョ・ヴェルデは、人工的にCO2(二酸化炭素)をタンク内や瓶詰め時に添加することが許可されています。

『ヴィノテーク459号』によると
昔のヴィーニョ・ヴェルデはマロラクティック発酵が完了する前に瓶に詰め、自然に発生した CO2が瓶内に閉じ込められ、しかしワインに溶け込まずに残った。そうしたヴィーニョ・ヴェルデを翌年の夏前までにほぼ消費することから、微発泡を感じられるものだった。
『ヴィノテーク459号』2018年2月号 より引用
飲みやすいおすすめワイン『ヴィーニョ・ヴェルデ』田崎真也氏のテイスティングコメント
微発泡で飲みやすいワイン『ヴィーニョ・ヴェルデ』ですが、世界のソムリエ田崎真也さんのテイスティングコメントを見てみましょう。
読みながら飲むと勉強にもなりますね。
『カザル・ガルシア・ヴィーニョ・ヴェルデ』のテイスティングコメント
色調はグリーンがかった淡いイエロー。きめ細やかな気泡を含んでいる。香りは青りんごや、ライム、レモンのようなかんきつ系に、ジャスミンやスイカズラの花、ほのかにセルフイユやレモングラスのようなハーブ、石灰様のミネラル香などが調和し、華やかで爽やか。果実味はまろやかで柔らか。酸味がシャープな印象を付与する。泡の刺激が爽やかさを増調させながら余韻へと至る。
イカのセビーチェの様な料理に。
『ヴィノテーク459号』2018年2月号 より引用
『カザル・ガルシア・ロゼ・ヴィーニョ・ヴェルデ』のテイスティングコメント
色調は明るく鮮やかなラズベリーピンク。香りは華やかな印象で、赤いりんごや白桃、グロゼイユやいちごなどのコンポートのような果実味に、ばらの花やローズヒップ、ほのかにピンクペッパーの香りなどが調和。味わいは柔らかな甘みを含んだまろやかな果実味から、広がりにはシャープな印象を与える酸味を感じ、バランスがよく、余韻にフレッシュ感を残す。
メカジキのソテーや鶏のローストなどに。
『ヴィノテーク459号』2018年2月号 より引用
飲みやすいからおすすめ!微発泡ワイン ヴィーニョ・ヴェルデ まとめ
ヴィーニョ・ヴェルデ世界No. 1ブランドの『カザル・ガルシア』の白とロゼの二本はいかがでしたか??
- 微発泡が心地良い
- 料理に合わせやすい
- スッキリさっぱり飲みやすい
- 価格も高くない
- 価格に対する味のコスパも抜群
スクリューキャップなのもワインが気軽に身近に感じられて嬉しいですね。
食前酒としても、食中酒としても、乾杯用にも、バッチリの『カザル・ガルシア』のヴィーニョ・ヴェルデ。

それでは、また。