こんにちは。ソムリエ ブロガー みやっちょです。

色々な国で、色々な種類のスパークリングワインが造られていますね。
シャンパーニュやフランチャコルタ、クレマン・ド・ブルゴーニュ、カバ、アスティ・スプマンテ、ランブルスコ、ヴィーニョ・ヴェルデ、プロセッコ…などなど…などなど…まだまだたくさんの種類のスパークリングワインがあるわけです。
数あるスパークリングワインの中でも、
- 気軽に飲めるスパークリングワイン
- 親しみやすく飲みやすいスパークリングワイン
- ゴクゴク飲めちゃうスパークリングワイン
である「プロセッコ」を紹介します。
- プロセッコとはどんなワインなのか知りたい
- 気軽に飲めるスパークリングワインを知りたい
- プロセッコの特徴を知りたい
という方におすすめの記事です。
スパークリングワイン選びの幅が広がりますよ。
気軽に飲めるスパークリングワイン「プロセッコ」とは
プロセッコとは?
プロセッコはイタリアのスプマンテの一種です。
スプマンテとは、イタリアのスパークリングワインのことです。
イタリア・ヴェネト州とフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州で造られています。
プロセッコの主な使用ブドウ品種はグレーラです。
グレーラは白ブドウで、以前はプロセッコと呼ばれていました。
シャンパンやカバはトラディショナル方式(瓶内二次発酵方式)で造られますが、プロセッコはシャルマ方式で造られることが多いです。
シャルマ方式とは、密閉タンク方式とも呼ばれ、大きなタンクで第二次発酵を起こさせて造る方式です。
スーパークリングワインは瓶内二次発酵の方がなんとなく優れているというイメージがありますが、ブドウのアロマを残したい場合にはシャルマ方式の方が向いています。
また、短期間に大量に造る場合にもシャルマ方式は向いています。
シャルマ方式のおかげで、気軽に飲める価格のスパークリングワイン=プロセッコ が出来るというわけです。
プロセッコの種類とは
プロセッコには様々なA.O.P.ワインがあります。
A.O.P.ワインとは原産地呼称保護ワインの事です。
A.O.P.で有名なのはシャンパーニュやシャブリ、最近では日本酒も有名ですね。
シャンパーニュ以外で造ったスパークリングワインをシャンパーニュと呼べません。
日本以外で造った清酒を日本酒と呼べません。
同じように、イタリアの認められた地域以外で造られたワインをプロセッコと呼ぶことができません。
プロセッコにはたくさんのA.O.P.があります。
- コッリ・アゾラーニ・プロセッコ
- アゾーロ・プロセッコ
- コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ
- コネリアーノ・プロセッコ
- ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ
- プロセッコ
ヴァルドッビアーデネ地区のプロセッコが最上と言われています。
プロセッコはスパークリングワインだけでなく、フリザンテ(微発砲ワイン)やスティルワイン(発泡していないワイン)も造ることが認められています。
プロセッコの楽しみ方
プロセッコの主な香りは、「The WINE マグナムエディション」によると
青リンゴ、ハネデューメロン、洋梨、ラガービール、クリーム
「The WINE マグナムエディション」より引用
プロセッコに合わせる料理としては
イタリアでは、前菜としてサルデ・イン・サオール(イワシの南蛮漬け)、プロシュート(生ハム)、アーモンドと合わせるのが伝統的です。スパイシーなエスニック料理にも合います。
「The WINE マグナムエディション」より引用
とりあえずの一杯にも、食中にも合わせやすい、親しみやすいという言葉がぴったりのプロセッコですね。

プロセッコをアジの南蛮漬けと
イタリアの伝統的にはイワシの南蛮漬けですが、私はたまたま家にあったアジの南蛮漬けと一緒に楽しみました。
花見など野外で気軽に飲むのにも最高だと思います。
気取らずにプラスチックのカップで飲めちゃうのがプロセッコの良いところです。
シャンパンだとカップじゃもったいない気がしますからね!
私のオススメは、氷を入れてロックでガブガブです!!

プロセッコをロックで
気軽に飲めるスパークリングワイン「プロセッコ」まとめ
イタリアのヴェネト州で造られるイタリアで最もポピュラーなスパークリングワイン「プロセッコ」いかがでしたか??
グレーラ主体でシャルマ方式で造られることが多く、親しみやすい味わいが特徴です。

安くて美味しいスパークリングワインだと、ついついカバなどを選びがちですが、もっともっと気軽に飲みたいなって思った時にはプロセッコも選択肢に加えてみてはいかがでしょうか??
スパークリングワインライフが広がるはずです。
それでは、また。