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こんにちは。叩いてみたドラマー YouTuber みやっちょです。
スネアの音にこだわりたい。
そんな時に一番手っ取り早く試すのが表側のヘッド(皮)交換ですよね。
いろいろなヘッドが売られているので試しがいがあります。
しかし、みやっちょがこだわって欲しいのは、スネアの裏側です。
裏側のヘッドを交換するだけでもかなり音が変化します。
今回はスネアの裏側のジャラジャラ(スナッピー・スネアベルト)を4種類試した動画を紹介しながら解説していきたいと思います。
>> スナッピーの交換方法・裏側のヘッド交換・スナッピーを交換してみた記事はこちらから
前回の記事では、裏側のヘッドを交換して、スナッピーを交換しただけ動画の紹介でしたが、今回は4種類のスナッピーを試しています。
使用したスナッピーはカノウプスの『Back Beat Snare Wire(バックビート・スネア・ワイヤー)』シリーズから
- CPSS-BB14NP クローム
- CPSS-BB14DR ドライ
- CPSS-BB14SNP30 30本ニッケルメッキ仕上げ
- CPSS-BB14SNPW 42本ニッケルメッキ仕上げ
です。
この記事は
- スナッピーをまだ交換したことがない
- スナッピーを交換したいけどどれを選んで良いかわからない
- スナッピーの本数が多いと何が違うの?
という方におすすめの記事です。
スナッピーをまだ交換したことがない人もぜひこの記事を読んで、良い音に一歩近づいてください。
スナッピーのおすすめは??本数が多いと何が違うのか??カノウプスの『Back Beat Snare Wire(バックビート・スネア・ワイヤー)』シリーズとは??
CANOPUS(カノウプス)とは知る人ぞ知る楽器メーカー。みやっちょは「困った時はカノウプス」と思っている楽器メーカーです。
ドラムセット、スネアはもちろん、ハードウェアやアクセサリー、ケースやヘッドまで手掛けるメーカーです。
それより何より、ぶっ壊れてしまったり、パーツを交換して欲しいなどの相談は、みやっちょの場合カノウプス一択です。
そんなカノウプスのスネアワイヤー(スナッピー)は大きく分けて3種類です
- Vintage Snare WIre
- Back Beat Snare Wire
- Snare Wires Ludwig Type & Radio King Type
です。
Snare Wires Ludwig Type & Radio King Type は専用の特殊なスネアワイヤーなので今回は割愛するとして、一般的なスネアに装着できるスナッピーは
- Vintage Snare WIre
- Back Beat Snare Wire
の2種類ですね。
Vintage Snare WIre は
シェルキャラクターが明確になり、サウンドが太く!
スネアワイヤーの倍音が僅かに少なくシェル鳴りが増しシェルキャラクターが明確になることで、ドラムの響きを太く感じることが出来ます。
また、コンサートドラムとして本革やルネッサンスヘッドを多用する方、ストレートワイヤーでドライすぎを感じている方には「ほどよいドライサウンド」をお勧めできます。
CANOPUS(カノウプス)公式サイトより引用
Vintage Snare WIre は ドライ (DR) とクロームプレート (NP) の二種類から選べます。「ZL」はセルコバスネア用です。
- DR:メッキ無し(ドライではぎれのよいサウンド)
- NP:クロームメッキ仕上げ(倍音成分が多く、きらびやかなサウンド)
- ZL:セルコバスネア用
サイズは10インチ用から14インチ用まで用意されています(セルコバ以外)。
Back Beat Snare Wire は
強烈なアタック音
強烈なアタック音を生み出し、大音量の中でもサウンドの粒がクッキリと浮かび上がる驚異のスネア・ワイヤー!ロック、ファンク、ミクスチャー、その他あらゆるスタイルに対応する、アグレッシブでラウドなスネアサウンドがこの1本で手に入る!
スネアの音量が物足りない」「大音量でも埋もれないスナッピー・サウンドが欲しい」などの要望に応えるスネア・ワイヤーの登場です。巻き数の多い鋼線(ワイヤー)を採用し、それを支えるエンドプレートを1mm厚で仕上げることにより、2拍4拍のバックビートをアグレッシブに引き立たせる音量感と、細かいフレージングに対する反応の良さを両立しました。 その特徴は誰の耳にも聴き取れるほど明確で、まさにスネアが「生まれ変わった」と感じるに違いありません。
CANOPUS(カノウプス)公式サイトより引用
- CPSS-BB14NP クローム
- CPSS-BB14DR ドライ
から選ぶことが出来ます。
またBack Beat Snare Wire には30本と42本のものが用意されています。
- CPSS-BB14SNP30 30本ニッケルメッキ仕上げ
- CPSS-BB14SNPW 42本ニッケルメッキ仕上げ
です。
それぞれ
CPSS-BB14SNP30
バックビートを強調させる為に開発されたバックビート・ワイヤーを幅広スネア・ワイヤーに採用することで、大音量の中で力まずとも心地良いスネア・サウンドを安定して供給します。一般的な20本タイプでは物足りなさを感じていたが、幅広スネア・ワイヤーの代表格とも言える42本タイプでは多すぎる(Too Much)と感じていた方には最適なアイテムです。オープンで迫力があり、且つ耳に心地よいサウンドをお楽しみいただけます。
CANOPUS(カノウプス)公式サイトより引用
CPSS-BB14SNPW 42本
バックビートを強調させる為に開発されたBBワイヤーを幅広SWに採用することで、大音量の中で力まずとも心地良いスネア・ビートを安定して供給します。幅広スネア・ワイヤー独特のいやなミュート感を排除し、ぼやけがちな輪郭も矯正。さらにニッケル・メッキを採用したそのサウンドは、粒立ちを確保しても残響音がうるさくなりすぎない為、幅広SWには相性の良い表面仕上げ加工と言えるでしょう。オープンで迫力があり、且つ耳に心地良いサウンドをお楽しみいただけます。
CANOPUS(カノウプス)公式サイトより引用
という感じです。
今回の動画で実験したのは「Back Beat Snare Wire 」シリーズの4本です。
スナッピーのおすすめは??本数が多いと何が違うのか??カノウプスの『Back Beat Snare Wire』シリーズ・CPSS-BB14NP クローム
今回は『ドラマーズ・ソングブック』の曲を使用します。
ドラマーズ・ソングブック ~多ジャンル80曲!一生使えるドラム練習曲集~(アルファノート) より
- 曲名:Peace of mind
- 作曲:綿貫正顕
- 作詞:岡崎勝利
- Vocal:岡崎勝利
- Guitar/Bass:綿貫正顕
その他のデータとしては
- スネア:CANOPUS メタル
- スネアヘッド:REMO VINTAGEコーテッド
- スネアサイド:REMO AMBASSADOR
- スナッピー:CANOPUS Back Beat Snare Wire クローム
- 録音:EAD10+スマホ内蔵マイク
- EDA10エフェクト:Studio Rev
- モニターイヤホン:ゼンハイザー IE100 PRO
- 録画日:2024.11.26
です。
カノウプスによるとCANOPUS Back Beat Snare Wire クロームは
強烈なアタック音ときらめきのあるサウンドを併わせ持つスネア・ワイヤー。メタル・シェルのスネア・ドラムには効果絶大。ラウドなスネアのポテンシャルを最大限に向上させます。
CANOPUS(カノウプス)公式サイトより引用
とあります。
スナッピーのおすすめは??本数が多いと何が違うのか??カノウプスの『Back Beat Snare Wire』シリーズ・CPSS-BB14DR ドライ
ちょっと渋い感じ??かな??
カノウプスによると「CPSS-BB14DR ドライ」は
強烈なアタック音を生み出すだけではなく、ゴースト・ノートの反応までも鋭いスネアワイヤー。ウッドシェルのスネアドラムに効果的です。
CANOPUS(カノウプス)公式サイトより引用
なるほど、ウッドシェル(木胴)に合うかもしれませんね。でも自由ですから。みやっちょのようにメタルのシェルに装着してみて好きな感じならOKですよ!
その他のデータとしては
- スネア:CANOPUS メタル
- スネアヘッド:REMO VINTAGEコーテッド
- スネアサイド:REMO AMBASSADOR
- スナッピー:CANOPUS Back Beat Snare Wire ドライ
- 録音:EAD10+スマホ内蔵マイク
- EDA10エフェクト:Studio Rev
- モニターイヤホン:ゼンハイザー IE100 PRO
- 録画日:2024.11.26
です。
スナッピーのおすすめは??本数が多いと何が違うのか??カノウプスの『Back Beat Snare Wire』シリーズ・CPSS-BB14SNP30 30本ニッケルメッキ仕上げ
急にふくよかな音になりました。叩いてる時もふくよかさを感じました。
マイクを通してもふくよかさが出ていますね。
悩んだらコレで良いかもしれません。
表も裏もチューニングを変えないでこんなに音が厚くなるなんて!持っていて損はないスナッピーだと思いますよ。
30本っていうところがポイントなんでしょうね。
- スネア:CANOPUS メタル
- スネアヘッド:REMO VINTAGEコーテッド
- スネアサイド:REMO AMBASSADOR
- スナッピー:CANOPUS Back Beat Snare Wire 30本ニッケルメッキ仕上げ
- 録音:EAD10+スマホ内蔵マイク
- EDA10エフェクト:Studio Rev
- モニターイヤホン:ゼンハイザー IE100 PRO
- 録画日:2024.11.26
スナッピーのおすすめは??本数が多いと何が違うのか??カノウプスの『Back Beat Snare Wire』シリーズ・CPSS-BB14SNPW 42本ニッケルメッキ仕上げ
さぁついに登場しました。42本のスナッピーです。
以前はこういうスナッピー見て「何あれ?なんであんなジャラジャラが太いの??どういうこと??」って思っていたのですが、ついに自分も購入して装着してみることになりました。
30本よりもさらに太い感じがしますね。
よく42本だと多すぎて裏側のヘッドをミュートしてしまう。という話を聞きますが。
良いキャラクターだと思います。
金銭的に余裕があれば持っていて間違えのないスナッピーだと思いますよ。
スナッピーのおすすめは??本数が多いと何が違うのか??カノウプスの『Back Beat Snare Wire』シリーズを検証してみた まとめ
いかがでしたか??カノウプスのスナッピー Back Beat Snare Wire を4種類試してみましたが、
- どのスナッピーも十分に鳴る!
- みやっちょお気に入りは「CANOPUS Back Beat Snare Wire クローム」と「CANOPUS Back Beat Snare Wire 30本」
- 全部買って良かった
という感じです。
新しいスネアを買う予算はないけど、スネアサウンドをレベルアップしたいという方には、カノウプスのスネアワイヤー(スナッピー)を試してみることをオススメします。
今後も最強の音をめざして日々実験していきたいと思います。
それでは、また。