本ページの情報は2025年2月時点のものです。最新の状況は 各サイト・各店舗にてご確認ください。特に注記のない限り、記載の金額は全て税込金額です。
こんにちは。叩いてみたドラマー YouTuber みやっちょです。
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スネアを理想のサウンドに近づけるために、手軽に出来ることは
- チューニング
- ヘッドの交換
- スナッピーの交換
- ミュートの方法
などが考えられます。
今回はその中でもスナッピー交換によって得られる変化の実験をしていきます。
- スナッピーを交換しようと思っている
- ちょっと変わったスナッピーを買おうと思っているけど、イメージと全く違う音だったら困る
- 安いものではないし、音を少しでも確認してから購入出来れば良いな?
そんな方にオススメの記事になっています。動画で実際に音を確かめれらます。
今回、実験したスナッピーは
- CPSS-BB14SNPW 42本 ニッケルメッキ仕上げ
- PURESOUND ( ピュアサウンド ) E-1412
- PURESOUND ( ピュアサウンド ) S-1430
- SCIROPPE(シロッペ) CN5947-20N310
- YAMAHA SN1410H(スティーブ・ガッド)
の5本です。
カノウプスの『Back Beat Snare Wire(バックビート・スネア・ワイヤー)』シリーズ叩きくらべの記事も参考にしてください
>> スナッピーのおすすめは??本数が多いと何が違うのか??検証してみた
【スナッピー徹底比較】スネアドラムの音に変化があるのか検証 概要
使用する曲は『ドラマーズ・ソングブック~多ジャンル80曲!一生使えるドラム練習曲集~(アルファノート) 』から「Wait for your turn」という曲で叩きくらべをしました。
クレジットは
- 曲名:Wait for your turn
- 作曲:綿貫正顕
- 作詞:岡崎勝利
- Guitar/Bass:綿貫正顕
- Vocal:岡崎勝利
使用機材などは
- スネア:CANOPUS メタル
- スネアヘッド:REMO VINTAGEコーテッド
- スネアサイド:REMO AMBASSADOR
- 録音:EAD10
- EDA10エフェクト:Studio Rev
- モニターイヤホン:ゼンハイザー IE100 PRO
- 録画日:2025.01.08
といった感じです。
カノウプスのメタルのスネアに「REMO VINTAGEコーテッド」を貼っています。
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【スナッピー徹底比較】スネアドラムの音に変化があるのか検証 5種のスナッピー叩きくらべ
それではサウンドをチェックしてみましょう!
カノウプス42本で叩いてみた
CANOPUS(カノウプス)の『バックビート・スネア・ワイヤー』シリーズの中から「CPSS-BB14SNPW 42本 ニッケルメッキ仕上げ」を装着して叩いた動画です。
スナッピーのワイヤー数が42本という極太スナッピーです。
公式サイトによると
バックビートを強調させる為に開発されたBBワイヤーを幅広スネアワイヤーに採用することで、 大音量の中で力まずとも心地良いスネアビートを安定して供給します。
幅広スネアワイヤー独特のいやなミュート感を排除し、ぼやけがちな輪郭も矯正。
さらにニッケルメッキを採用したそのサウンドは、粒立ちを確保しても残響音がうるさくなりすぎない為、幅広SWには相性の良い表面仕上げ加工と言えるでしょう。オープンで迫力があり、且つ耳に心地良いサウンドをお楽しみいただけます。
CANOPUS 公式サイトより引用
また
目標としたのはヴィンテージ・グレッチの42本。幅広ワイヤーは、ボリュームは増大しますが、ノイズが出やすくなるため“ワイヤーの長さ”と“エンド・プレートの厚さ+形状”の決定に多くの時間を注ぎました。仕上がりのサウンドをマイルドにし、枯れた音を演出するためにニッケル・プレートを採用しています。
CANOPUS 公式サイトより引用
とあります。
公式サイトの説明どおりのサウンドですね。
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カノウプスの『Back Beat Snare Wire(バックビート・スネア・ワイヤー)』シリーズ叩きくらべの記事も参考に
>> スナッピーのおすすめは??本数が多いと何が違うのか??検証してみた の記事はこちらから
ピュアサウンド12本で叩いてみた
PURESOUND(ピュアサウンド)の Equalizer シリーズから「E-1412」というスナッピーを装着して叩いてみました。
真ん中がすっぽりと抜けている独特の形状。先ほどと正反対の12本のスナッピーです。(動画のサムネ及び動画内の左下の画像参照)
公式サイトによると
Equalizer シリーズは、スネアの中央からワイヤーを取り外したユニークなオフセット・デザインで本体の共鳴を抑え、ドライかつクリスピーなサウンドをもたらすだけでなく、他のドラムや楽器からの共振の影響を受けにくくします。
PURESOUND公式サイトより引用
確かにドライな感じがしますね。パリッとしたサウンドが欲しい方にはオススメです。
ピュアサウンド30本で叩いてみた
今度はPURESOUND(ピュアサウンド)のSuper30 シリーズ から「S-1430」というスナッピーを装着しました。一般的なスナッピーよりも太めの30本のスナッピーです。
公式サイトによると
Super30 シリーズは Custom シリーズと同じスチール製ゲージと銅製エンドプレートを使用し、30本のワイヤーをセットしています。ドラムのサウンド、フィーリングを犠牲にすることなく、クリアな鋭いサウンドを得ることが出来ます。
PURESOUND公式サイトより引用
クリアな鋭いサウンドになっていますか??
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シロッペ ドライで叩いてみた
SCIROPPE(シロッペ)の「CN5947-20N310」というモデルです。
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JAPAN PERCUSSION CENTER によると
コンセプトは『イナタくドライなサウンド』
ドラムテック篠原寛孝氏による完全ハンドメイドのスナッピー! レギュラーモデルの第2弾!!
〜中略〜
このCN5947-20N310は艶消しで暗めな感じで中低域で溜まる方向性。
古臭さとか土臭さが自然とスネアに混ざる感じ。
〜中略〜
バリバリしていて、パツンパツンに詰まっていく、ナチュラルではないが魅力的な音に思える部分をあえて狙っています。
JAPAN PERCUSSION CENTER 公式サイトより引用
ナチュラルではないが…とありますが、みやっちょ的にはナチュラルに感じました。
少し高価なスナッピーですが、みつけたらゲットする事をオススメします。
入荷してはすぐに売り切れる状態みたいなのでネットよりは、JAPAN PERCUSSION CENTERの店舗に直接行くのが良いかもしれません。
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スティーブ・ガッドモデルで叩いてみた
最後は、YAMAHAの「SN1410H」です。スティーブ・ガッド モデルのスナッピーです。
これも変わった形状です。2本・隙間・2本・隙間・2本・隙間・2本・隙間・2本 といったような並びになっています(動画の左下・動画のサムネ参照)
ヤマハ公式サイトによると
10本仕様のスナッピー。スティーブ・ガッド氏の考案による2本1組のワイヤーが均等に並ぶ独特な仕様で、ボトムヘッドをミュートしすぎずシェルの鳴りを最大限活かします。ハイカーボンスティールならではの歯切れのよいタイトな音色とともに、10本仕様ならではの特徴的で鮮明なサウンドを実現します。
YAMAHA公式サイトより引用
このスナッピーはスティーブ・ガッド好きはもちろん、そうでない人も安いので持っていても損はないと思います。
【スナッピー徹底比較】スネアドラムの音に変化があるのか検証〜「変わり種」編 まとめ
いかがでしたか??スナッピーを交換しながらの叩きくらべ「変わり種」編でした。
- CPSS-BB14SNPW 42本 ニッケルメッキ仕上げ:迫力と心地よさを両立したサウンド
- PURESOUND ( ピュアサウンド ) E-1412:ドライでパリッとしたサウンド
- PURESOUND ( ピュアサウンド ) S-1430:クリアな鋭いサウンド
- SCIROPPE(シロッペ) CN5947-20N310:中低域が魅力的なサウンド
- YAMAHA SN1410H(スティーブ・ガッド):シェルの鳴りを活かしタイトなサウンド
という感じでしょうか??動画をみて確認してみてください。
今後も理想のスネアサウンドに向けて役に立つ記事を投稿していきます。
それでは、また。