本ページの情報は2025年2月時点のものです。最新の状況は 各サイト・各店舗にてご確認ください。特に注記のない限り、記載の金額は全て税込金額です。
こんにちは。叩いてみたドラマー YouTuber みやっちょです。

今までスナッピーを交換したことないけど音に変化があるの?
たいして変わらないんだったら今のままで良いんじゃない?
そんな事を思っていませんか??

実はみやっちょもずっとスナッピーには興味がなく、表側のヘッドばかり変えていた時代もありました
でも実際に変えてみると想像よりガラリと音が変わるのがスナッピーです。

とはいえ、今、装着しているスナッピーと似たようなスナッピーと交換するのは少しもったいないですよね。
また最近はスナッピー自体の価格も安くはありません。
せっかく買ったのに思って音と全然違った!なんて思いは嫌ですよね。
そんな方にオススメなのは太めのスナッピーです。

通常のスナッピー本数は20本前後です。
今回紹介するスナッピーは30本と42本です。
- PURESOUND SUPER 30
- SABIAN SNARE WIRES HYBRID 42 STRAND
- CANOPUS Back Beat Wire Nickel Plated 30 Strand
- CANOPUS Back Beat Wire Nickel Plated 42 Strand
の4種類を比較しました。
各スナッピーを使用したデモ演奏も紹介しますので、この記事を読んで理想のスネアサウンドを目指しましょう。
欲しいスナッピーが見つかるはずです。
【極太スナッピー比較】42本スナッピーと30本スナッピー叩きくらべてみた 概要
YouTubeのコメントで「表のヘッドをREMO RENAISSANCEにして、スナッピーを42本にしたらどうなるか?」というリクエストに応えるカタチでこの企画をやってみました。
機材に関してはこんな感じです。
- スネア:ラディック ブラックビューティー
- スネアヘッド:REMO RENAISSANCE AMBASSADOR
- スネアサイド:REMOルネッサンス
- 録音:EAD10+スマホ内蔵マイク
- EDA10エフェクト:Room Rev
- モニターイヤホン:ゼンハイザー IE100 PRO
- 録画日:2025.02.04
スネアはラディックの「ブラックビューティー LB416BT」14インチ × 5インチ です。
表側のヘッドはREMO社の 「RENAISSANCE AMBASSADOR」裏側のヘッドも「RENAISSANCE」です。

特に裏側をRENAISSANCEに変えるのがオススメです。スナッピーの反応も良くて優しい音になるから、深くてあたたかい音になるよ。

録音はもはやドラマーの必須アイテムYAMAHAの「EAD10」を使用し、スマホの内蔵マイクを少し混ぜてます。
曲はドラマーズソングブックより「One way road」という曲を使用しました。
クレジットは以下の通りです。
ドラマーズ・ソングブック ~多ジャンル80曲!一生使えるドラム練習曲集~(アルファノート) より
- 曲名:One way road
- 作曲:綿貫正顕
- 作詞:岡崎勝利
- Guitar/Bass:綿貫正顕
- Vocal:岡崎勝利
それでは実際に聴き比べてみましょう。
【極太スナッピー比較】PURESOUND SUPER 30
最初に装着したのはPURESOUND(ピュアサウンド)社の「SUPER30」という30本スナッピー。
PURESOUND公式サイトによると
Super30 シリーズは Custom シリーズと同じスチール製ゲージと銅製エンドプレートを使用し、30本のワイヤーをセットしています。ドラムのサウンド、フィーリングを犠牲にすることなく、クリアな鋭いサウンドを得ることが出来ます。
PURESOUND公式サイトより引用
確かに太くてクリアな鋭いサウンドだね。
どうですか??
【極太スナッピー比較】SABIAN SNARE WIRES HYBRID 42 STRAND
次はSABIAN社の「SNARE WIRES HYBRID 42 STRAND」です。
このスナッピーは変わっていて、中央の素材と外側の素材が違うんですね。見た目も可愛い。
公式サイトによると
シンバルメーカーならではの独自の手法によって仕上げられたフォスファーブロンズと、ステンレススチールの2種類の素材を装備したハイブリッドなスネアワイヤー。
ブロンズワイヤーを両端に装備することで、センターからずらした位置で叩くと、よりファットなスナッピーサウンドに。
SABIAN公式サイトより引用
なるほど、センターからずらした位置で叩くとまた違うサウンドが得られるとの事ですが、中央を叩いた感じでも、サイドのきらびやかなサウンドが感じられるスナッピーでした。
中央のステンレスの素材が厚みを出して、両サイドのブロンズが明るい感じだすという、唯一無二のスナッピーサウンドでした。
シンバルメーカーの意地を感じられるスナッピーですね。

マニア以外にはどうでしょう?もちろん持っていても損はないですが、他にも試しておいた方が良い、急いで買う必要がないスナッピーな気もします。もちろん余裕があれば買って損はなしです!
Sabian HYBRID SNARE WIRE:SAB-SBHY42
【極太スナッピー比較】CANOPUS Back Beat Wire Nickel Plated 42 Strand
次は、どのスナッピーも素晴らしいCANOPUSのスナッピーです。
CANOPUSのスナッピーには「ヴィンテージ・スネアワイヤー」シリーズと「バックビート・スネアワイヤー」シリーズがあります。今回装着するのは「バックビート・スネアワイヤー」です。
バックビート・スネアワイヤーは公式サイトによると
巻き数の多い鋼線を採用しヘッドとの接点を増やし、エンド・プレートを厚く仕上げることにより2拍4拍のバックビートをアグレッシブに引き立たせる音量感と、細かいフレージングに対する反応の良さを両立。大音量の中でもサウンドの粒がクッキリと浮かび上がる。
CANOPUS公式サイトより引用
さらにバックビート・スネアワイヤーには4種類(2025年2月現在)
- CPSS-BB14NP クローム
- CPSS-BB14DR ドライ
- CPSS-BB14SNP30 30本ニッケルメッキ仕上げ
- CPSS-BB14SNPW 42本 ニッケルメッキ仕上げ
が、あります。カノウプスのバックビート・スネアワイヤー叩きくらべの記事も参考にしてください。
>> スナッピーのおすすめは??本数が多いと何が違うのか??検証してみた の記事はこちらから
この動画は「CPSS-BB14SNPW 42本 ニッケルメッキ仕上げ」を装着して撮りました。
Back Beat Snare Wire 42 は
バックビートを強調させる為に開発されたBBワイヤーを幅広SWに採用することで、大音量の中で力まずとも心地良いスネア・ビートを安定して供給します。幅広スネア・ワイヤー独特のいやなミュート感を排除し、ぼやけがちな輪郭も矯正。さらにニッケル・メッキを採用したそのサウンドは、粒立ちを確保しても残響音がうるさくなりすぎない為、幅広SWには相性の良い表面仕上げ加工と言えるでしょう。オープンで迫力があり、且つ耳に心地良いサウンドをお楽しみいただけます。
CANOPUS公式サイトより引用
公式サイトの説明どおり、ハードロックの曲に合わせても埋もれないスネアサウンドで録音できていますよね。
チューニングは全くいじる事なく、太くて迫力のあるサウンドになりました。

【極太スナッピー比較】CANOPUS Back Beat Wire Nickel Plated 30 Strand
最後は先ほどと同じCANOPUS社の「バックビート・スネアワイヤー」シリーズから「CPSS-BB14SNP30 30本ニッケルメッキ仕上げ」を装着した演奏です。
Back Beat Snare Wire 30 は
バックビートを強調させる為に開発されたバックビート・ワイヤーを幅広スネア・ワイヤーに採用することで、大音量の中で力まずとも心地良いスネア・サウンドを安定して供給します。一般的な20本タイプでは物足りなさを感じていたが、幅広スネア・ワイヤーの代表格とも言える42本タイプでは多すぎる(Too Much)と感じていた方には最適なアイテムです。オープンで迫力があり、且つ耳に心地よいサウンドをお楽しみいただけます。
CANOPUS公式サイトより引用
というスナッピーです。
まさに説明の通り、20本だと物足りない42本だと多いという場合に最適なスナッピーです。

このスナッピーはドラマーなら持っていて損はない超オススメ品です!
【極太スナッピー比較】42本スナッピーと30本スナッピー叩きくらべてみた まとめ
いかがでしたか??極太スナッピーの比較でした。
- PURESOUND SUPER 30:太くてクリアな鋭いサウンド
- SABIAN SNARE WIRES HYBRID 42 STRAND:太くてきらびやかなサウンド
- CANOPUS Back Beat Wire Nickel Plated 42 Strand:太くて迫力のあるサウンド
- CANOPUS Back Beat Wire Nickel Plated 30 Strand:太くバランスよいサウンド
という感じでしょうか??
迷った時は「CANOPUS Back Beat Wire 42」「CANOPUS Back Beat Wire 30」のどちらかを選べばで間違えありません。
- とにかく太い音ならCANOPUS Back Beat Wire 42
- バランスよく太い音ならCANOPUS Back Beat Wire 30
でキマリですね。とにかくCANOPUSのスナッピーは素晴らしい!
今後も理想のドラムサウンドを目指して投稿します。
それでは、また。