本ページの情報は2025年3月時点のものです。最新の状況は 各サイト・各店舗にてご確認ください。特に注記のない限り、記載の金額は全て税込金額です。
こんにちは。叩いてみたドラマー YouTuber みやっちょです。

ドラマーの要といえばスネアドラム。
理想のスネアサウンドを手に入れるには
- スネアの材質
- 打面のヘッド
- 裏側のヘッド
- ミュート方法
などなど、様々な要素が必要となってきます。

ただスネアの音色にめちゃくちゃ重要な影響を与えているにも関わらず、なんだか後回しにしてしまうパーツがあります。
「スナッピー(スネアワイヤー)」です。

じゃあさっそく変えてみよう!と思っても種類がたくさんありすぎますよね
適当に買ってみようと思っても、そんなに安いものでもないし。
せっかく買ったのに、思っていた音色と全然違った!なんてことになったら残念ですよね。
そんな方のためにこの記事では
- スナッピーのおすすめのメーカーは?
- スナッピーにはどんな本数があるの?
- 実際にどんな音がするの?
を紹介します。
この記事を読んで、実際にスナッピーの音を聴いてから購入すれば、理想のスネアサウンドに一歩近づけます!!
理想のスネアサウンドを手に入れろ!スナッピーのおすすめメーカーは??
スナッピーのメーカーは本当にたくさんあります。
国内大手ドラムメーカーの「パール」「ヤマハ」「タマ」はもちろん、シンバルメーカーの「SABIAN(セイビアン)」もスナッピーを作っていることを最近知りました。
そんなたくさんのメーカー・種類の中で「スナッピー交換だけで!うわ!すごっっっ」っとみやっちょも驚いた効果抜群のメーカーはズバリ
- CANOPUS(カノウプス)
- SIROPPE(シロッぺ)
の2つのメーカーです。
シロっぺは素晴らしいスナッピーなのですが、店頭に並んだと思ったらすぐに売り切れてしまうので入手困難なスナッピーと言っても良いでしょう。
比較的手に入れやすいメーカーはやはり CANOPUS(カノウプス)です。
カノウプスのスナッピーは大きく分けて2種類
- Vintage Snare Wire(ヴィンテージ・スネアワイヤー)
- Back Beat Snare Wire(バックビート・スネアワイヤー)
です。
CANOPUS(カノウプス)Vintage Snare Wire とは?
- CPSL-14NP:クローム(メッキ有り)
- CPSL-14DR:ドライ(メッキ無し)
- CPSL-14DR16:ワイヤー16本・DR(ドライ)のみ
- CPSL-14DR42:ワイヤー42本・終売
- CPSL-14DR-LSS:Ludwig Super Sensitiveスネアドラム用・ロングスケール
- CPSL-14DR-SRK:Slingerland社 RadioKing ClamShellスネアドラム用・ロングスケール
のラインナップがありますが、通常のスネアに装着できるのは、CPSL-14NP、CPSL-14DR、CPSL-14DR16 の3種類になっています。
CPSL-14DR16 は14インチのみですが、CPSL-14NP、CPSL-14DRはの2種類は、10インチ、12インチ、13インチ、14インチのスネアにも対応したモデルが手に入るので安心です。

それぞれ、DR:メッキ無し(ドライではぎれのよいサウンド)、NP:クロームメッキ仕上げ(倍音成分が多く、きらびやかなサウンド)という特徴があります。CPSL-14DR16 はドライのみです。
CANOPUS(カノウプス)Back Beat Snare Wire とは?
バックビート・スネアワイヤーとは名前の通り
強烈なアタック音を生み出し、大音量の中でもサウンドの粒がクッキリと浮かび上がる驚異のスネア・ワイヤー!ロック、ファンク、ミクスチャー、その他あらゆるスタイルに対応する、アグレッシブでラウドなスネアサウンドがこの1本で手に入る!
スネアの音量が物足りない」「大音量でも埋もれないスナッピー・サウンドが欲しい」などの要望に応えるスネア・ワイヤーの登場です。巻き数の多い鋼線(ワイヤー)を採用し、それを支えるエンドプレートを1mm厚で仕上げることにより、2拍4拍のバックビートをアグレッシブに引き立たせる音量感と、細かいフレージングに対する反応の良さを両立しました。 その特徴は誰の耳にも聴き取れるほど明確で、まさにスネアが「生まれ変わった」と感じるに違いありません。
CANOPUS公式サイトより引用
というスナッピーです。ラインナップは
- CPSS-BB14DR:ドライ(メッキ無し)ウッドシェルに効果的
- CPSS-BB14NP:クローム(メッキ有り)メタルシェルに効果的
- CPSS-BB14SNP30:30本 ニッケルメッキ仕上げ
- CPSS-BB14SNPW:42本 ニッケルメッキ仕上げ
の4種類です。バックビートスネアワイヤーは全て14インチスネア用のみとなっています。
バックビートスネアワイヤーの音色を比較したい場合はこちらの記事を参考にしてください。
>> スナッピーのおすすめは??本数が多いと何が違うのか??検証してみた の記事はこちらから
その他 おすすめのスナッピーは??

リンクから音も確認してみてください。
メーカー | 品番 | ワイヤー数 | 参考記事 |
YAMAHA | SN1410H | 10本 | 【スナッピー徹底比較】スネアドラムの音に変化があるのか検証~「変わり種」編 |
SCIROPPE | CN5947-20N310 | 20本 | 【スナッピー徹底比較】スネアドラムの音に変化があるのか検証~「変わり種」編 |
SCIROPPE | PS0955-1416N | 16本 | |
SCIROPPE | AC0860-1418# | 18本 | |
PURESOUND | E-1412 | 12本 | 【スナッピー徹底比較】スネアドラムの音に変化があるのか検証~「変わり種」編 |
PURESOUND | S-1430 | 30本 | 【スナッピー徹底比較】スネアドラムの音に変化があるのか検証~「変わり種」編 |
SABIAN | HYBRID 42 STRAND | 42本 | 【極太スナッピー比較】42本スナッピーと30本スナッピー叩きくらべてみた |
YAMAHA SN1410H はスティーブ・ガッドモデルです。特徴的なスナッピーです。価格的にも持っていて損はないスナッピーです。
スティーブ・ガッド氏の考案による2本1組のワイヤーが均等に並ぶ独特な仕様で、ボトムヘッドをミュートしすぎずシェルの鳴りを最大限活かします。ハイカーボンスティールならではの歯切れのよいタイトな音色とともに、10本仕様ならではの特徴的で鮮明なサウンドを実現します。
YAMAHA公式サイトより引用
続いてはSCIROPPE(シロッペ) のスナッピーです。
全3種類おすすめのスナッピーですが、入荷してもすぐに売り切れになる超人気スナッピーとなっています。見つけたら即ゲットすることをオススメします。
現在のところ JAPAN PERCUSSION CENTERでのみ購入できます。
まだ「CN5947-20N310」しか試していませんが、全てゲット済みです。動画にあげ次第、記事にしますので少々お待ちください。
次にPURESOUND ( ピュアサウンド ) のスナッピーです。
E-1412 は、中央部分のワイヤーが無いユニークなスナッピーです。S-1430 は30本の太めのスナッピーです。
>>【スナッピー徹底比較】スネアドラムの音に変化があるのか検証~「変わり種」編 でサウンドを確認してみてください
SABIAN SNARE WIRES HYBRID 42 STRAND は、シンバルメーカーの「SABIAN」社がつくるスナッピーです。
セイビアンが作るスナッピーは全部で4種類
- SAB-SBPB20:フォスファーブロンズ・20本
- SAB-SBPB42:フォスファーブロンズ・42本
- SAB-SBHY20:フォスファーブロンズ+ステンレススチール・20本
- SAB-SBHY42:フォスファーブロンズ+ステンレススチール・42本
です。
SBPBシリーズは
シンバルメーカーならではの独自の手法によって仕上げたフォスファーブロンズを装備したスネアワイヤー。
ドラムシェルの自然な鳴りを妨げることなく、明るくきらびやか、そしてワイルドなサウンドづくりに貢献。
SABIAN公式サイトより引用
SBHY は
シンバルメーカーならではの独自の手法によって仕上げられたフォスファーブロンズと、ステンレススチールの2種類の素材を装備したハイブリッドなスネアワイヤー。
ブロンズワイヤーを両端に装備することで、センターからずらした位置で叩くと、よりファットなスナッピーサウンドに。
SABIAN公式サイトより引用
というスナッピーです。

実際に装着すると、スナッピーの音がきらびやかになったせいか、スネア自体の音色が明るく感じました。
>>【極太スナッピー比較】42本スナッピーと30本スナッピー叩きくらべてみたの記事でサウンドを確認してみてください。
理想のスネアサウンドを手に入れろ!スナッピーの間違えない選び方
さて、実際にスナッピーを購入する場合にポイントが3つあります。
- インチ数
- ストレイナーの形状(取り付ける部分)
- 取り付けはテープか?紐か?付属してるか??
まずは自分のスネアのインチ数を確認しましょう。ほとんどの場合は14インチですが、12インチや13インチの場合もあります。
インチ数にあったスナッピーを購入しましょう。
取り付ける部分(ストレイナー)の形状も確認しましょう。
ほとんどのスネアは内面あたりという、スネアのインチ数より短いスナッピーです。
まれにシェルのインチ数より長い(はみ出る?)全面あたりスネアというものも存在します。ラディックのスーパーセンシティブやパールの旧フリーフローティングスネアなどがこれに当たります。
その場合はロングスケールのスナッピーを選びましょう。
スナッピーを取り付ける場合に「紐」にするか?「テープ」にするか?でも選び方が少し変わってきます。
大半のスナッピーはテープでも紐でも取り付けできるようになっていますが、今回紹介した SCIROPPE(シロッペ) は紐でしか取り付けできません。
また、紐やテープが別売りの場合もあるので、いざ取り付けようとした時に「あれ?紐ないじゃーん」とガッカリしないためにも付属しているのか?別売りなのか?チェックしておきましょう。
理想のスネアサウンドを手に入れろ!スナッピーの選び方 まとめ
おすすめスナッピーのまとめです。
動画リンクで実際の音を確かめてくださいね。
画像 | メーカー | シリーズ名 | 型番 | ワイヤー本数 | 動画リンク |
![]() |
CANOPUS | Vintage Snare Wire | CPSL-14NP |
20本 | 動画はこちらから |
![]() |
CANOPUS | Vintage Snare Wire | CPSL-14DR |
20本 | 動画はこちらから |
![]() |
CANOPUS | Vintage Snare Wire | CPSL-14DR16 |
16本 | 動画はこちらから |
![]() |
CANOPUS | Back Beat Snare Wire | CPSS-BB14DR |
20本 | 動画はこちらから |
![]() |
CANOPUS | Back Beat Snare Wire | CPSS-BB14NP |
20本 | 動画はこちらから |
![]() |
CANOPUS | Back Beat Snare Wire | CPSS-BB14SNP30 |
30本 | 動画はこちらから |
![]() |
CANOPUS | Back Beat Snare Wire | CPSS-BB14SNPW |
42本 | 動画はこちらから |
![]() |
YAMAHA | スティーブガッドモデル | SN1410H |
10本 | 動画はこちらから |
![]() |
SCIROPPE | スタンダード | PS0955-1416N | 16本 | 動画はこちらから |
![]() |
SCIROPPE | ドライ | CN5947-20N310 | 20本 | 動画はこちらから |
![]() |
SCIROPPE | ライト | AC0860-1418# | 18本 | 動画はこちらから |
![]() |
PURESOUND | Equalizer Series | E-1412 |
12本 | 動画はこちらから |
![]() |
PURESOUND | Super 30 Series | S-1430 |
30本 | 動画はこちらから |
![]() |
SABIAN | HYBRID SNARE WIRE | SAB-SBHY4 |
42本 | 動画はこちらから |
購入する際には
- インチ数
- ストレイナーの形状
- 取り付けは紐か?テープか?別売りか?
を確かめて購入しましょう。
理想のスネアサウンドを目指して!
今後も色々な情報を提供していきます。
それでは、また。